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『身体にきく哲学』さえずる人にも読んでほしい

<ruby><rb>身体</rb><rp>(</rp><rt>からだ</rt><rp>)</rp></ruby>にきく哲学    NTT出版ライブラリーレゾナント013身体にきく哲学 NTT出版ライブラリーレゾナント013
黒崎政男

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少し前の記事には書きませんでしたけど、著者の「哲学者クロサキのMS‐DOSは思考の道具だ」という本がコンピュータに興味を持ったきっかけでした。一応、その頃「プリンセスメーカー」とかのゲームはありましたが、あまりビデオゲームにはまってなかったこともあって。
しばらく読んでいなかったのですが、やはり著者が提示する問題には興味深いものがあります。

ただ、ちょうど疲れているのか、じっくり読めなくて、飛ばし読みをしたりしてました。で、四章あたりは面白いのですが(表層の理解ですが)五章はまだ読みきれません。身体性とかまさにその疲れについての部分かと思いますが。言うなら、そこで書かれている呼吸法が今後の注目点でしょうか。

各章題は目次を見てもらうとして、四章は速度についての考察。

「<遅い>ことはポジティブな価値として成立するのか?
これは即答しかねるが、しかし<速い>ことに身を委ねることで<私>は成熟していく存在ではなく、瞬間的な反応マシンという刹那的存在にしてしまう」
(引用ではなく概要として)

ここらはTwitter好きの人たちにも一緒に考えてほしいものです。


身体に<効く>哲学という著者の成果を待ちつつ、評価は置いて。

以下、目次

まえがき

第一章 バイオメトリックス認証と身体――私と身体をめぐる新たな問題
  デカルト的身体阻害と電脳的身体阻害
  「物質としての身体」が<私>を置き去りにする
  デジタルの眼を通して見た身体
  私<と>身体をめぐる問題
  身体<の>阻害
  身体を通じて支配する不可視の権力
  写真は語る1 最先端とアンティーク

第二章 身体の哲学史
1 プラトン、アリストテレスの身体観
  奇妙な哲学の歴史
  軽んじられてきた身体
2 近世主体主義の確立とその問題
  デカルトの二元論とは何か
  イヌに心などありえない!?
  オカルトを排除したデカルト
  精神は主体として世界を支配する
  身体なき主体
  デカルトの松果腺問題
3 身体性の復権
  デカルト的二元論のその後
  メルロ=ポンティによる身体の復権
  「幼児の対人関係」と「鏡像段階」
  自分の身体に聞いてみる
  写真は語る2 仏像の中の西洋

第三章 プライベートとパブリックの喪失
1 ユビキタス時代のプライバシー
  ユビキタス社会は暗黒の未来か
  「コンピュータと人間の関わり」を示す三段階説
  プライバシーのゆくえ
2 デジタル世界特有の三つのあり方
  ユビキタス時代の管理問題
  デジタル社会とはいったい何か
  情報の脱物質化
  コミュニケーション形態の大変動
  個人の自由という発想自体が変容する
  プライベートとパブリックの境が喪失
  すべての情報が蓄積される監視社会
  ネット上の売買形態の諸相
  デジタル社会と新聞
3 人工知能と身体の問題
  テクノロジーは自己展開していく
  人間機械論はデカルト的ではない
  人間とロボットの差異は何か
  写真は語る3 出雲のたたら

第四章 <テクノロジーと速度>をめぐる時熟――巡礼の旅とデジタルカメラ
  あえてスローである
  サンチャゴ・デ・コンポステラへの道
  滝と日本哲学
  熊の三山詣
  落ちる滝は止まっている――テクノロジーと世界の表出
  速度礼賛と時の成熟
  写真は語る4 偶然性の問題

第五章 身体にきく哲学
1 哲学・思想は身体に支えられている
  『純粋理性批判』第一版と第二版の差
  エネルギーに満ちている思想と枯渇した思想
2 思想の若さとは何か
  ボロボロの身体に<効いた>西野流呼吸法
  身体性のゆるみ
  若さとは何か
3 IT時代の身体のあり方
  IT時代と身体
  身体性を奪うコンピュータ
  アンティークに宿る身体性
  なぜ「物質性」が自分を満たしてくれるのか
  個別の強い身体性を持つ
  身体に<聞く>哲学と身体に<効く>哲学
  写真は語る5 千里眼と順風耳

あとがき
参考文献
索引
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  1. 2010/05/30(日) 08:22:24|
  2. books & writing|
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