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マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『たのしい写真』ちょっと難しく考えてみる

たのしい写真―よい子のための写真教室たのしい写真―よい子のための写真教室
ホンマタカシ

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この本では、これから、あるいは今まさに写真と関わったり、写真を扱おうとしている人たち、そして自分では撮らないけれど写真は大好きだという人たちと一緒に、「今日の写真」について考えていけたらと思います。(「はじめに」より)

『ダカフェ日記』(→過去記事参照)以来、写真が気になっていろいろ漁ってます。
そんななか、初心者にもピンときた一冊。
(ヒネた初心者ですが…)
「よい子のための」と副題にありますが、決して子供向けではありません。

そもそもphotograph、写真という言葉にしても

photo=光、graph=描く、あるいは画

戦前あった「光画」くらいが妥当だったのに、土門拳が「絶対非演出の、絶対スナップ」を提唱して、写真が真実を撮るものという考え方が絶対になったとか。

光で描く画なら、絵画のようにいろんな手法があったりするのも納得です。

で、写真の歴史もまた興味深い。
「決定的瞬間派」から「ニューカラー派」そして4つの視点から雑多で多様な「今日の写真」へ。
あとは、めいめい愉しんでくれたまえ。

ワークショップあたりは、あまり数を撮らずに、注意して見て来なかった自分にはまだまだで、正直、読めてません。

これから写真集も見ていこうかな。
☆☆☆☆-

目次はパス。あとは余談。


メモがてら気になるところを。

P.36-37の街角で飛び上がる人の写真2葉に注目。
1/500秒f5.6 シャッタースピードを速くすると動きは止まるが、背景はボケる
1/15秒f32 シャッタースピードを遅くすると動きはブレるが、背景までピントが合う

前者が「決定的瞬間派」、後者が「ニューカラー派」的な露出(シャッタースピード)選択。

よく言われる「決定的瞬間派」と「ニューカラー派」の違いは以下。

決定的瞬間ニューカラー
使うカメラ 小型カメラ(ライカ)大型カメラ
撮り方主観的客観的
色調モノクロカラー


でも、機械の歴史ともつながるのではないでしょうか。
「小型カメラ「ライカ」が変えた」という章があります。1925年にライカのⅠ型が発表されフットワークの軽くなった写真家が「決定的瞬間」を求めはじめて、1935年最初の近代的なカラーフィルム(カラー写真自体は19世紀から)である「コダクローム」が開発されますが「ニューカラー」はエグルストンのMoMAでの展覧会以降とすると1976年。フィルムの開発からスタイルの確立まで開きがあるのが、機械の歴史だけではないところ。
ちなみにニューカラーの代名詞であるエグルストンのほとんどの写真は小型カメラで撮影されてるとか。

で、「今日の写真」ですが、ホンマさんが特徴として指摘するのが4つの視点。

 (1)ストレートからセットアップへ
 (2)大きな物語から小さな物語へ
 (3)美術への接近あるいは美術からの接近
 (4)あらゆる境界線の曖昧さ

デジタルが登場して、機械的制約からかなり自由になれたのだから、あとはそれぞれがスタイルを作ればいいじゃん、などとシロートは思うのですが、潮流というか流行りなんでしょうか。
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  1. 2010/04/19(月) 13:40:19|
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