* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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「仏果を得ず」恋じゃないのよ 小指のうずき ぶつけた箪笥が 憎いだけ

仏果を得ず・「仏果を得ず」三浦しをん
 双葉社 2007-11
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ある日、笹本健大夫(ささもとたけるだゆう)は師匠である銀大夫に「おまはん、六月から兎一郎と組みぃ」と言われる。鷺澤兎一郎(さぎさわといちろう)は「実力はあるが変人」で通っている。で、プリン好き。まあこれはいいとして…。
さて、師匠の思惑は?

「あやつられ文楽鑑賞」(過去記事参照)からずいぶん経ってしまいましたが、ようやく読めました。

文楽の演目が章タイトルで、主人公が物語の中でその演目を語るために役柄の解釈なども深めていきます。でも、そこらがすべて描かれるわけではありません。微妙なサジ加減で文楽を見たくなってきます。著者の巧みさですかね。しかし藝に励むってすごいです。
少し前、TVで歌舞伎役者の密着ルポがありましたが、違う藝といえども伝統芸能の人たちって、そのことばっかり考えてますよね。そんな感じでしょうか。

そうそう、堅いことばっかり考えているわけではありません。
恋愛で男が要求される、一番大事なことは「色気」とか。
古典といえど、人間を描くメディアとしては、今に通じることがないわけないですよね。
説明もあるので、文楽を知らなくても大丈夫だとは思いますが、「あやつられ文楽鑑賞」で基礎の基礎を押さえておいたのがよかったとは思います。

今回、語りと三味線がメインでしたが、次回は人形遣いを主役に是非!
☆☆☆☆☆
タイトルの都々逸は作中に登場するもの。筋とは関係ありませんが、笑いどころで。

カバーイラストは勝田文さん。
手前左が健、右が兎一郎。右奥が銀大夫、中央に健が小学校で文楽を教えている岡田ミラちゃん。左奥は…?
ミラちゃんが抱えているのが床本(ゆかほん)と言って語りに用いるもの。習っている「寿式三番叟」のものですね。

演目
一、幕開き三番叟(まくあきさんばそう)
二、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
三、日高川入相花王(ひだかがわいりあいさくら)
四、ひらかな盛衰記(ひらかなせいすいき)
五、本朝廿四考(ほんちょうにじゅうしこう)
六、心中天の網島(しんじゅうてんのあみじま)
七、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)
八、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)
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  1. 2008/05/21(水) 19:19:21|
  2. books & writing|
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