* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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「私の男」人でなしの行方は?

私の男・「私の男」桜庭一樹
 文藝春秋 2007-10
売り上げランキング : 110
おすすめ平均

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第138回直木賞受賞作。
優雅だが、どこかうらぶれた男
一見、おとなしそうな若い女
アパートの押入れから漂う、罪の異臭
家族の愛とはなにか
越えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?
この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に溯る――(帯より)

第1章から章を追うごとに時間を溯っていきます。なので、読み進めても二人のその後はわかりません。起承転結の結を飛ばして転承起と戻る感じでしょうか。
それがもどかしく、喉に刺さった魚の骨のようです。

直木賞選考委員の北方謙三は「濃密な人間の存在感」があると評していたようですが、確かに主人公、父娘の周りにはそんな人たちも登場します。
ただ、そんな日常というか普通の人間と対をなすかと思っていた主人公は空っぽというか虚無というか…。

今の世の中、似たような事件も多いのでは。そこを切り取ってゴロンと置かれたような感じで、裁判傍聴的な面白さはあっても小説にするほどなのか?

肌に合わないといえばそれまで。
☆☆☆--

装画はマルレーネ・デュマス Marlene Dumas。「Couples」(Detail)
Detailは部分ということでしょう。原画はコレだ。

目次

第1章
2008年6月
花と、ふるいカメラ

第2章
2005年11月
美郎と、ふるい死体

第3章
2000年7月
淳悟と、あたらしい死体

第4章
2000年1月
花と、あたらしいカメラ

第5章
1996年3月
小町と、凪

第6章
1993年7月
花と、嵐

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  1. 2008/02/22(金) 23:49:34|
  2. books & writing|
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