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* Bettty NOTE *
本やマンガから雑談に使える話を…

「エピデミック」今、読まれるべき本として

エピデミック・「エピデミック」川端裕人
 角川書店 2007-12
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先日、NHKで「感染爆発」というドラマがありましたが、同じようなテーマといえるかもしれません(TVは見逃しまして…)。TVだと、新型インフルエンザが日本に上陸するとは64万人が死亡ということらしいのですが、本書では日本発の未知の感染症が発症します。

鳥インフルエンザが鳥と人との接触が多い地域での突然変異が懸念されるように、動物との接触が疑われるが、発生地区は農業と漁業の町で鶏や犬猫など動物の多い地域。コウモリまでいる。地区内には動物愛護団体が動物を保護していたり、「バイオ関連の研究所」まである。発症前に中国旅行に行った事例もあり、近くの市では鳥インフルエンザを確認。可能性を絞れないまま発症が止まらない。
感染源は?致死割合は?主人公たちは元栓を閉められるのか?


ウイルスってのは怖いですよねぇ。進化というか変異のスピードが桁違いですから、そもそも人間なんか太刀打ちできないのではなどと思ってしまいます。
まあ絶望しないでやれることをやるしかないのでしょう。
その点で、本書は、飛沫感染と飛沫核感染(空気感染)の違い、R0(アールノート)という基本再生産数、報道対応の限界など、啓蒙書として安心させてくれる部分もあります。疫学や感染症対応の世界に興味があればお勧めです。

コンピュータウイルスとかバイオテロまでは盛り過ぎ?
☆☆☆☆☆

参考:国立感染症研究所サイト内 鳥インフルエンザのインドネシアにおける状況
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  1. 2008/02/17(日) 20:38:39|
  2. books & writing|
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