* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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「図書館革命」いよいよ完結!納得?驚愕?大活躍!

図書館革命・「図書館革命」有川浩/イラスト:徒花スクモ
 メディアワークス 2007-11
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大規模原発テロが発生。しかしこれからデートの二人には他人事のはずだった。
テロと瓜二つの展開をする本さえなければ…。

今まで図書館シリーズは細かいエピソードの積上げだったんですが、今回は一冊丸々のドラマです。月9シリーズの最後に2時間スペシャルがくるようなものね…って、いやそんな、2時間どころの分量じゃありませんってば。

さて、前回感想で書いた落としどころはどうなったのか?
さすがにそれは書けません。

数多ある過去のエピソードとリンクさせつつ納得の結末です。
☆☆☆☆☆

目次は以下。
今回は独立エピソードはエピローグくらいのものなので内容には触れません。

プロローグ

一、 その始まり

二、 急転を駆けろ

三、 奇貨を取れ

四、 嵐を衝いて

五、 その幕切れ

エピローグ


他、目次前に「今までのあらすじ」と「主な登場人物」(人物紹介)を。
エピローグ後に「あとがき」と「図書隊について」「参考文献」を収録。
「図書隊について」は
■図書隊の職域について
■図書隊の階級について
■関東図書基地 施設配置図(イラスト/白猫)

特にこの施設配置図はファンなら拡大コピーして常備するように!

さて、書いておきたい余談を以下に。ちょいネタバレあり。


■このシリーズがフィクションの立場を取ることは、元号が正化となっていることからも明らかなわけですが、こと検閲に関する限りフィクションとも言えないようで…。

「図書館内乱」内「恋の障害」や「図書館危機」内「ねじれたコトバ」の床屋問題。そして、今回は出版内部からの単語レベルの自主規制例として「片手落ち」「盲撃ち」「盲船」「按摩」「乞食」などを列挙しています。ここでの語り手は作家の当麻蔵人ですが、自主規制は「メディア良化法」以前よりもっと前、当麻の前の世代からあったものだとしています。それはつまり正化以前ということで、フィクションではなく、実際の過去からあったものだと言いたいのでしょう。

実際、P.147に登場する日本国憲法ですが…

第3章 国民の権利及び義務
第21条
1. 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2. 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。


とあるのは我々の日本国憲法そのものです。

キャラ読みがいけないとは言いませんが、本読みとして「へーそうだったのかー」くらいは(謎解きではありませんが)感じてほしいし、アクションや恋愛部分だけ記憶に残されてはたまらんよね、と蛇足ながら加える次第。
ま、きちんと読んだ人はわかってることでしょうが。


■最後まで図書館側の視点で良化側は悪なの?という意見もあるようですが、決して図書館が正義ではないというのは書かれていますし、良化側が対抗勢力であるとはいっても、それを無意識にせよ支えているのは一般人であり、主人公がはまりかけた「善意」であることも描かれます。想像力の無さや無知は罪になり得るということです。


■あと、当麻先生の『原発危機』がテロリストの参考文献にされたから執筆を止めろという理屈ですがね。これ、贔屓の力士が負けたときに、勝った力士に文句を言うようなものだと思いませんか?「何故、勝つんだ?」ってそりゃ勝負ですもの。
で、小説が現実をモデルにリスクを描いたら、じゃあそれを参考にされても大丈夫なように対策を取るのが真っ当なんじゃないですかね。
もちろん、その小説が書けるというのは機密にしなければいけない情報が洩れているということでもあるんで、まずはそのザルがどこかを見つける必要もありますがね。
今の自衛官とかザル山のザルかもしれませんが。


なんだか、余談がどんどん脱線していきそうなのでこの辺で終わります。
「きちんと読む」っての、自分でも出来てないことが多いので反省です。
ただ、読書をより深めるために他人の意見を参照できるネットはかなり有効だと思いますし、そのためにこそトラックバックやリンクがある…とか言い出すとまた長くなりそうですね、ハイ。では、本当におしまいです。
夜に見ていらっしゃる方はオヤスミナサイ。
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  1. 2008/01/24(木) 17:38:19|
  2. books & writing|
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