* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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「宇宙生命図鑑―book of cosmos」作者、過程を面倒くさがるな

宇宙生命図鑑―book of cosmos・「宇宙生命図鑑―book of cosmos」小林めぐみ/イラスト:新間大悟&佐伯経多
 徳間デュアル文庫(徳間書店)2002-09
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惑星ジパス。どうやって築かれたかわからなくなった遺跡と女性だけで単為生殖を続ける原住民の星。
ジパスの博物館に採用された学芸員・芳沢トキ乃がジパス行きスペースバスで隣り合わせたのは神父を名乗るアレクセイ・ユアンと猫そっくりのガラリア星人・セイジロ。
「宇宙生命図鑑」は神父が持っていて、彼らの行くところを示すようです…が謎が多すぎます。
シリーズ化前提なら許されると思いますが、単発でコレはないんじゃない?
もしかして当初はシリーズ化を予定していたのかもしれませんが…。

生物ネタといっても、石原藤夫の惑星シリーズをイメージすると肩透かし。
☆☆☆--

収録は8章
1 欠けたるもの
2 ジパス博物館
3 招かれざる客
4 神の跫音
5 出口なき逃亡
6 逆しまな夢を見る
7 燃える森
終 地平の向こうまで
  あとがき

以下は、ネタバラシのありそうななさそうな余談。


単為生殖については、ミジンコやアブラムシなどが有名。ミジンコは単為生殖によってメスのみを産み個体数をすばやく増やすことが可能。で、個体群密度が上昇するとオスが産まれて雌雄の受精から卵を作る。卵は耐久卵と呼ばれ、乾燥などの悪条件に耐え、条件がよくなるまで休眠に入ることが知られています。(Wikiより)

本書で描かれるのは女性だけの社会ですが、幼体のまま成熟する兵隊階級のクバシムと幼体から変態を経て成体になる無生産階級のヒリとが存在します。
で、子供を生むのはクバシム。ヒリはオスがいたころの名残りと考えられていて、有性生殖の機能は残っているようす。
ただ、知性はクバシムのほうが高く、ヒリは利口とは言いがたいとか。

で、クバシムとヒリの差は胎内での栄養と温度によるとまでわかっていれば、知性のある種族なんだし産み分けも不可能ではないんじゃないか。自然に考えても、雄であるヒスラが生まれないのなら、ヒリが生まれずにクバシムだけの社会でいいんじゃないかな。ヒリの存在がムダでないなら何かしらの描写が欲しいよね。

逆にヒスラから見ると、ヒスラが新しいクバシムを産むために必要だというなら、本書のストーリーを一部変えて、異種タンパク質を取り込むことで変態する(本文中では異種タンパク質のため変態に失敗します)というアイデアもありだと思ったりします。環境の変化を異種タンパク質で感知するとか…。

なんにせよ、知性や感情が絡むと複雑になっていきますかね。
すっきりしないのがそのせいとは限りませんが。
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  1. 2007/11/14(水) 23:56:14|
  2. books & writing|
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