* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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「“文学少女”と穢名の天使」クリスマスツリーの中に住みたい?

“文学少女”と穢名の天使 (ファミ通文庫 の 2-6-4)・「“文学少女”と穢名の天使(アンジュ)」野村美月/イラスト:竹岡美穂
 ファミ通文庫 の 2-6-4(エンターブレイン)2007-04-28
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結局、手に入れた“文学少女”シリーズ第4弾。
今度こそ登場か!と思っていた朝倉美羽…は登場せず、受験生にして“文学少女”天野遠子が休部宣言の今、主役が転がり込んできたのは琴吹ななせでした。

ななせの友達で白藤音楽大学附属高校に通う水戸夕歌がいなくなった。頼まれて彼女を探すうちに井上心葉に突きつけられる言葉。そして井上ミウという過去。
果たして彼女はどこにいるのか。
「オペラ座の怪人」を題材に、悲しい物語が起きているようです。

次回こそ美羽編らしいのですが、やはり遠子先輩は居なくなってしまうんでしょうか。
それでも歩き始める心葉の隣に居るのは琴吹さんということなんでしょうか。
気になります。続きが待ち遠しいです。

しかし「スリーピング・ビューティ」官能三部作まで読んでいるとは…。
やはり妖怪?
☆☆☆☆☆

目次

プロローグ 自己紹介代わりの回想――ぼくが天使といた頃
一章 おやつは絶対、忘れずに
二章 歌姫の行方
三章 天使は闇から見つめている
四章 “文学少女”のお値打ち
五章 あれが、あたしの初恋でした
六章 死と氷の歌
七章 暗い、暗い、土の中
八章 じゃあ、行くね
エピローグ 親愛なるきみへ



今回、出番は少ないのですが、恒例「彼女の味覚」を。
「(前略)ときには石川啄木の『悲しき玩具』や『一握の砂』を、じっくり読むことも必要なの。
 そう……、千切りにした大根と人参のなますを、どんぶりに山盛りにして、延々食べ続けるように――お酢の染みこんだ大根の儚さと人参の固さに人生の辛酸を感じながら、そこに混ざるほんの少しの砂糖の甘さに勇気づけられるように、噛みしめ、噛みしめ、食べるのよ。なますって、とても体にいいのよ。心葉くんも試してみて」


ディケンズの『クリスマス・キャロル』は、作りたてのミートローフのようね。口当たりがよくて、小さな子供でもどんどん食べられちゃうし、大きくなってからも、あたたかくて、懐かしくて、美味しいの。


『椿姫』は
「(前略)まるで高級なビターチョコの中に、純度の高いウイスキーをつめたボンボンみたいに、甘くて華やかで、ほろ苦くて、切ない味がするの」


そして『オペラ座の怪人』について
「(前略)暗く退廃的な美に彩られたゴシック小説が、ファントムが見せた真実によって、最後の最後に、胸が震えるような、透明な物語に変わってゆく――。
 まるで、ねっとりと舌にまとわりつく濃厚なフォアグラが、華奢なグラスに注がれた冷たいペリエによって、一瞬にして洗い流され、清められ、高められるように」

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  1. 2007/10/27(土) 18:07:56|
  2. books & writing|
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