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「付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います」超常現象さん、いらっしゃい

付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います (電撃文庫)・「付喪堂骨董店―“不思議”取り扱います」御堂彰彦/イラスト:タケシマサトシ
 電撃文庫(メディアワークス)2006-10
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不思議な「アンティーク」に関わってしまった人たちと主人公たちの物語。

この世界では「アンティーク」とは力ある古人や魔術師が作ったとされる特殊な能力を有した道具や、人間の怨念や自然の霊力が長い時間をかけて宿り力を持ったもののこととされています。骨董品のことではないとするなら、他の名前を考えればいいのに…というのが最初の拒否反応。
そのくせ、「アンティーク」のFAKE(偽物)を扱うからと、店名が「付喪堂骨董店-FAKE-」(本店もあるらしい)なのは、骨董=アンティークとなって矛盾してない?
これ以上は深みにはまるんで、この先は「続き」で

収録は4話

第一章 偶然
 思い描いた偶然を現実のものとする振り子。この持ち主が根性曲ってる。ちなみにP.32「三樹」は「美樹」だろーよ。流してたら三樹美樹なんてーお茶目な名前かと思っちまうところ。(加納美樹ってところは読み飛ばさないでしょうが)

第二章 像
 触れればどんな病も治る。触れれば不治の病に冒される。相反する二つの逸話を持つ像の真実とは?これが一番面白かった。ただ最終的に謎は残るのだが、そこまでは溯って考えないんですね…。

第三章 記憶と記録
 書いたことは決して忘れないというノート。これは正直、途中で展開が読めてしまいます。せめて継父であれば…。ここでちょっと話に出てくる都和子さんの知り合いってのがトラブルメーカーですね。第一章の店番もどうやら同一人物かと。

第四章 プレゼント
 その日の稼ぎをその日のうちに使ってしまわないとお金が消えてしまうという財布。「江戸っ子か!」というツッコミは本文中にもありますが、買った私物だけ消えるってのがポイント。

一番の不思議はあれだけヒマな店にバイトが二人もいるということ。
☆☆☆--

アイデアは面白いけど、引っ掛かったとこや安易に見える設定で星を減らしました。
気にするほどのことではないのかもしれませんが、気になるものは気になります。



「アンティーク」という言葉について。

英語では古いものに対して以下のような語彙があるそうです。

rubbish、bric-a-brac:rubbishの原語的にはごみ。リサイクル品などを指す。
junk:1940年以降の大量生産時代に作られたもの。
antique:junk以前に作られたもの。

アンティークが「製作後100年を経たもの」というのは輸入関税上の定義だそうです。

これだけ細かい年代区分をされたりしてるわけですよ。

 「アンティーク・アンティーク家具ってなに?」より)


で、新しい意味を考えたのなら、それなりに工夫するべきなんじゃないの?と。

そのために、富野由悠季監督が「モビル・スーツ」という言葉を作ったわけだし、荒木飛呂彦氏が「スタンド」(それもPart7になって従来の「傍に立つ (stand by me)」から、「立ち向かう (stand up to)」へと再定義されている)を考えたわけでしょう。


骨董、アンティークという語感の良さを利用するだけというのはどうあっても「手抜き」でしょう。それともこれから何かが?

一応、「安易に見える設定」というのも書いておくと、
主人公が「アンティーク」持ち、てのはまあいいとして…
銀色の髪で黒ずくめの美少女が無愛想だが天然系という萌え要素を並べたところに、店主は外見は美女で内面はオヤジ。
これを安易と言わずして何とせう!
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  1. 2007/10/17(水) 22:53:27|
  2. books & writing|
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