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マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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「精霊の木」上橋菜穂子、デビュー作

精霊の木・「精霊の木」上橋菜穂子二木真希子(絵)
 偕成社 2004-05-25
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環境破壊で地球に住めなくなった人類は、さまざまな星へ移住した。
少年ヤマノシンの住むナイラ星も
人類が移り住んでから二百年をむかえようとしていた。
ところが、シンの従妹リシアが突然、
滅びたと伝えられるナイラ星の民「ロシュナール」の
<時の夢見師>の力にめざめてしまう。(カバー折返しより)

デビュー作ということでか、文章がやや硬い感じもし、ストーリー展開に気になるところ(後述)もありますが、ジュブナイルだし、こんなところでしょうか?

でも、一番大事な精霊がよくわからないのはやっぱり気になります。ラストではすごい力を見せてくれますが、なら地球人にも対抗できたんじゃないの、とか思ったり…。

まず読むべきは、デビュー作より出世作…ですかねぇ。
☆☆☆--

もくじ
序章 ふしぎな光
1超能力、目ざめる
 きみょうな夢 地下室の秘密
2精霊の道(リンガラー・カグ)の伝説
 トカイ博士の賭け 過去を夢見る者
3夢の語り部
 夢見の使命 リシアの決意
4追手からのがれて
 ドームの外へ マシカの危機
5闇にひめられた歴史
 精霊の木(リンガラー・ホウ)をついだ少年 髪の毛だけの捕獲者(キャッチャー)
6精霊の歌(リンガラー・トゥガ)の秘密
 はじまりの野 精霊の歌(リンガラー・トゥガ)の秘密
7暗号の解読
 惑星開発計画の秘密 暗号の解読
8精霊の木(リンガラー・ホウ)
 黄昏の民きたる 精霊の木(リンガラー・ホウ)
9最後の賭け
 精霊(リンガラー)のよび声 ふたつの世界の黄昏
終章 そして、未来へ



気になるところをひとつ。

母の国(ロシュ・トウト)の10年が新しき国(ノウノ・トウト)の957年にあたるのなら、ロシュ・トウトから架けられた"精霊の道"の中での10分は、外の957分にあたるのでは?
道の中に3分いるだけで、外では5時間弱が経つのでは?


あと、環境調整局のコウンズがトレーサーの破壊とか記録資料の消去とかいろいろもみ消しをしましたが、日本らしいというかなんというか。自分がやっていることをよく分かってらっしゃる。
でも、それについてはロシュナールもどうなんでしょう?
惑星規模の歴史では957年前も200年前も大差はないはず。
もちろん生活様式の違いで、なるべく環境に負荷を与えないようにしてきたロシュナールと地球の生活を持ち込んで地面を掘り進んだ地球人とでは、生態系に与えるダメージは雲泥の差でしょう。でも、記録を残さないロシュナールには、たとえダメージが少ないとしても、それを証明できません。
ロシュ・トウトで精霊の木が枯れ始めたというのは、本当にただの日照りだったのでしょうか?何かやっちゃったんじゃないですか?
と、大人向けSFならここまで描写が欲しい、というのは只のボヤキです。ハイ。
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  1. 2007/08/02(木) 10:02:34|
  2. books & writing|
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