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* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

「カウント19」著者流の「風車の理論」なのか?

カウント19・「カウント19」永田俊也
 講談社 2007-04-06
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主人公は弱小団体の悪役レスラー。四十過ぎてのがまずきつい。
付き合っている女性との問題。大手団体との抗争。強請り屋、資金難、弟との過去。前門の虎、後門の狼で更に左右に熊とライオンがいるような状況。さて?

「自主映画」「落語」ときて「プロレス」。マイナー好みなところを突いてきますねぇ。確かに世代として「古館アナと小鉄さん」がわかるし、初代タイガーマスクとか熱くなりました。「カウント19」の意味も一応わかります。…でも「プロレス」は前2作とは違うはず。

「シネマ・フェスティバル」は'04年。「海猿」「セカチュー」「いま、会いにゆきます」と邦画に勢いがあった。
「落語娘」は'05年。TVドラマ「タイガー&ドラゴン」で落語ブームが起きた年。

で、'07年の「カウント19」には追い風がありません。いや、他の格闘技が盛り上がっているときにこそ立ち向かっていくのが「風車の理論」なんでしょうか?

読後感として、やはり状況が厳しすぎたのか、向かい風ばかりが目立ちます。メイン・イヴェントの勝敗に関わらず、早晩団体は解散ないし吸収を余儀なくされるでしょうし、往年の体力が戻るはずもなく…。
せめて、あと10歳若ければ…。それを言っちゃあ、おしまいか。

にがい。にがすぎるよ…。
世の中年に共感してもらうためなのか?現実はこれほどつらいのか?
☆☆☆☆-
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  1. 2007/05/22(火) 20:00:00|
  2. books & writing|
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