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マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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「砂の文明・石の文明・泥の文明」全部でいくつ?

砂の文明・石の文明・泥の文明・「砂の文明・石の文明・泥の文明」松本健一
 PHP研究所 2003-10
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比較文化論だと遠い昔に「森林の思考・砂漠の思考」(鈴木秀夫,日本放送出版協会:1978年)とか読んだことがあります。なるほど、と思った覚えはあるのですが、さて本書では…。

まずサミュエル・ハンチントンの「文明の衝突」の文化と文明に対する捉え方を検証します。文化と文明を規模の違いだけであって両者は同質とするハンチントンの根底に、「リベラルな民主主義」こそ最終、最良の文明という考え方を見出し、「衝突」はハンチントンが仕掛けた罠だとする著者はなかなかに興味深い。(「文明の衝突」未読ですが)

で、著者は「民族の生きるかたち」を文化としているのですが、文明については都市や市民と同根というあいまいな言い方で、この微妙な問題をスパッと定義づけできているかはちょっとね。
タイトルに「文化」ではなく「文明」を使っているのだから、そこらはきっちりお願いしたいところです。

で、そのタイトルの3つの文明を下のように分けています。大雑把ですけど。
石の文明:外に進出する力
 牧畜を主とする土地では生産増のためには規模拡大が不可欠だから。
砂の文明:ネットワークする力
 農耕・牧畜に適さない砂漠ではネットワークによる情報収集こそ生活の糧だから。
泥の文明:内に蓄積する力
 民族同士が密集し、外に進出できない場所では、農業を技術集約することで生産力を向上させるから。

納得できるような、できないような…。
アフリカは?海洋民族は?
この3つですべてをカバーしているとは書いてありませんがね。

雑学的に面白いところはいろいろあります。
☆☆☆--

2003年、成田空港の本屋(KIOSK含む)でズラ~ッと並んでいたのを思い出して
手に取ってみましたが、そんな一般向けじゃないと思いますよ。
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  1. 2007/03/26(月) 22:00:00|
  2. books & writing|
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