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* Bettty NOTE *
本やマンガから雑談に使える話を…

もっと裏読み・SF読みがしたかった

ハイウイング・ストロール・「ハイウイング・ストロール」小川一水
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重素の海に島々の浮かぶアルタウス多島界。そこにいる「浮獣」たちと、それを狩る「翔窩(ショーカ)」たち。少年リオは浮獣ハンターにスカウトされ、年上の女性ハンター、ジェンカと空に舞う。

時代設定がどこらなんでしょう。いや未来なんですけど、技術史のところで…。
なんせプロペラ機ですから。
同調式機銃発射装置はあるみたい。部分的に金属部品を使うというと第一次大戦のあたりでしょうか。
ところで、機銃に標識弾を混ぜる(又は二挺の機銃を連動させる)努力をしない理由はないと思うけど。浮獣の回収率が上がれば、無駄弾のコストは儲けでカバーできるはず。後席要らないし。
(ペアを組むのが話の大前提ではありますが…)

時代設定以外にも、浮獣で成り立つ社会(食材・資材・燃料など)というとか…見えませんねぇ。使える植物とかないんですかね。金属は使うわけだし、比率の問題か。生活資材の90%が浮獣由来とか。

浮獣にしても、いきなり初めに出てくるのが少女の姿。変でしょ!?擬態?
(これについては突っ込むとネタバレになりますが…)

そんなあやふやな世界で、プロペラ機だけが過去のものとほぼ同じ姿という不自然さ。


狩場毎に一定の浮獣。浮獣を狩ってお金を稼いで機体を改造して、より強い浮獣を…。
そっか、アクションRPGだ。

いやぁ気付くの遅すぎましたよ。裏読み無用。趣味違いでした。
★★★--


さらに自分の趣味で、ジェンカ機のエンブレムについて一言。
「三本の矢を番えた長弓の意匠」ということなんですが、
「番える」とは「弓の弦に矢をあてがう」ということで発射体制ですよね。

表紙絵では矢は弦にかかっておらず、矢尻を合わせて置いてあるだけに見えます。

弓矢という道具が骨董品、過去の遺物になっているということなんでしょうか。
広瀬正の「もの」を思い起こしたりしま…せんか?
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  1. 2006/11/26(日) 02:54:18|
  2. books & writing|
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