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* Bettty NOTE *
本やマンガから雑談に使える話を…

江戸っ子だってねぇ

らくご小僧・「らくご小僧」立川志らく
 新潮社 2004-06-19
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落語家・立川志らく、生い立ちを小説にして語る。

小学生から談志入門直前までを、落語の演目に題を取り語りおろすという志らくファンなら必読…なんですが、もしや江戸っ子は志らく師匠のようだったかと思うとまた別の感じもします。

師匠の父方の祖父がまさに江戸っ子ということです。下町生まれのちゃきちゃき、気が短く照れ屋でお金に全く無頓着
このなかの「大工調べ」でも、爆発したもん勝ち、法よりも人間の感情が上回ることがあった江戸時代とあります。実際に感情がどの程度重く見られたものか、職業や地域によっても差はあるのでしょうが、時代劇などで見るのとはちょっと違った、小うるさい江戸が見えてくる感じです。

こうなると、正直ちょっとキツイなぁと思うのですよ。
堅苦しい武士に小うるさい町人。ましてや百姓はしんどそうだし…

江戸、どうなのよ?


ま、そんなことも思うなか、子ども時代のエピソードがいいなぁ。
★★★★-


子ども時代のエピソードをひとつ、
クラスで一時期、大流行した「お尻」遊びについて。

 前に登場した友だちの出伊くんの家には広い倉庫がございまして、よく友だち数人でかくれんぼをしておりました。ある時、普通にかくれんぼをやるのに飽きた我々は、倉庫の電気を消して真っ暗な状態でやることにいたしました。鬼が懐中電灯を照らしながら暗い倉庫の中をゆっくりと捜すのです。
 最初のうちは普通にやってましたが、私が鬼になった時です、懐中電灯の明かりにお尻だけが浮かび上がりました。それが誰のお尻か分らなかったので、小声で「おしぃりー、おしぃりー」と少々怪談っぽく言ってみたのです。するとそれが妙に面白く、お尻の主がたまらず笑い出してしまいました。そりゃ面白いでしょう。暗闇の中で懐中電灯を照らしおどろおどろしい声を出す、しかもその言葉は、子どもが大好きな「お尻」。笑うなという方が無理でございます。
 そして「お尻」というゲームが誕生したのです。
「お尻」はこの「おしぃりー、おしぃりー」を単調に繰り返すだけではないのです。七、八人ぐらいでやるのですが、一人見つかると鬼が二人になりまして、科白も変わり「おしぃりー、おしぃりー、ダブルおしぃりー」。また誰か見つかると鬼が三人になって、「おしぃりー、おしぃりー、トリプルおしぃりー」。鬼が四人になると科白の言い方が変わり、今度は元気になりまして「おっしり!おっしり!賑やかおっしり!」。四人がハイテンションでそう叫びながら残りを捜すのでございます。「賑やかお尻」以降は、全て「おっしり!おっしり!お祭りおっしり!」になります。「お祭りお尻」ともなると鬼たちは狂喜乱舞、大変な騒ぎでございます。


これが林間学校に行ったときに始まって…

後は読んでお楽しみください。 web拍手 by FC2

  1. 2006/09/26(火) 23:40:34|
  2. books & writing|
  3. トラックバック:1|
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コメント

江戸で人間をキツ

江戸で人間をキツイしなかった?
  1. 【2006/09/30 11:19】 URL | BlogPetのきょんた #- [ 編集]

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最近、「らくご小僧」(立川志らく)を読んでいて、昔気になっていたことを思い出しました。コーちゃんが三輪車を逆さまに置いて、ペダルをがらがら回し、「芋、よく焼けているよ」と言いながら、焼き芋に見立てた大きな
  1. 2006/09/27(水) 00:18:57 |
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