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ええから加減にしなさい!

落語娘落語娘
永田 俊也

講談社 2005-12
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「落語娘」は呪われた噺に挑む異端の師匠と女前座。
もひとつ収録の「ええから加減」は女性漫才師のええ話。オール読物新人賞受賞作。

「落語娘」はホラーにしたいのか、女流の出世モノにしたいのか?
入り組んだ構成の割に押さえるとこを押さえてないから、ピントが甘くなる。

・読むだけで「一巻の終わり」なら、演者が途中まで噺ができるのは何故か?
 そもそもTV局ならお祓いくらいするでしょ。四谷怪談みたいに。
・事切れる部分の先は出来上がっていたのか?
 実は白紙だと、上の疑問は解決するが引っ掛かったまま終わるのが気持ち悪い。
・浅草から本所は方向で南東。
 回り道をしたとは言え、川っ縁なら南はあっても西はない。基本の位置関係。

100年の呪いとかいうと「落語天女」をイメージしますがファンタジー要素はなしね。


さて一方「ええから加減」。
ネタのセンスがいい。活字で爆笑は望むべくもないが、昭和生まれにはええ塩梅。
喋って喋って喋り疲れない主人公もいい感じ。ま、好き嫌いですが。
仕事で一山あって、プライベートでも波が来て、
それでも乗り越えるストーリーは○でしょ。


「落語娘」は、いいとこ拾って★★★★-
「ええから加減」はオール読物っぽいとは言え★★★★★


ところで、105頁に懐かしいフレーズを。
『舞台に出るだけで客が沸くような独特の華を持った芸人を、寄席の符丁で「フラがある」と言う』

初めて聞いたのは十年以上前で、それから気になっていたフレーズなんですが…。
上の文章では、女性の芸に対しての誉め言葉である「華がある」を男性に使うということなんでしょうが、やはり「華」は表面的にしろ所作にしろ、見栄えだと思うのですよ。

「フラ」はフラフラしてどこへ行くのか危なっかしげで、それで見捨てられることなく、却って人を惹き付けずにはいられないという雰囲気(母性本能をくすぐる?!)が転化した…というのは只の私見。

それなら、こんな理由じゃないの?やはり男の華なのでは?などご意見・ご感想は是非コメントに残していただきたいものです。
通りすがりの方も含めて、よろしく。
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  1. 2006/07/24(月) 00:19:12|
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