FC2ブログ




* Bettty NOTE *
本やマンガから雑談に使える話を…

二十一世紀の江戸

金春屋ゴメス金春屋ゴメス
西條 奈加

新潮社 2005-11
売り上げランキング : 151164
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

月に人が住む時代、竹芝埠頭から弁財船に乗ると江戸に着いた…。

「江戸は北関東と東北にまたがる1万平方キロメートル足らずの領土を持ち、これは東京、千葉、神奈川を合わせたくらいの広さだった。御府内と呼ばれる中心部は、十九世紀初頭の江戸を忠実に再現している。人口七百万人のうち、百万人がこの御府内に生活していた。」

この基本設定がまあ一番のポイントでしょうか。

一応、日本の属領となっているけど、日本は江戸の自治権を認め国として対応した、で、川や堀を巡らせ、江戸城も築いたが房総半島はないので湊はあるが湾ではない。

関東がその頃どんな地形になっているかはわかりませんが、どこなら作れるかとか想像が膨らみます。北関東に行くのに竹芝埠頭って、そこがまず悩むところですが。


「金春屋ゴメス」となっていますが、主人公は幼少の頃江戸にいたという辰次郎。こいつが日本から江戸に来るってんで、ギャップや説明を引き受けるんで、時代劇に馴染んでなくても大丈夫という寸法。
ゴメスという人物も登場しますがタイトル背負うにはまだまだ活躍が足りません。消化不良気味。

ストーリーは鬼赤痢と呼ばれる病気を防ぐためのアレコレなんですが、先のゴメスもお披露目程度だしシリーズものの一作目みたいな印象。
実際、文化のギャップは大きいんで、いくらでも小ネタはできると思うんですよ。

ほぼ自給というと何が食えるのかなぁとか、下穿きはフンドシだよなぁとか、普段時代小説を読んでいたときには考えなかったのが、旅行先の生活を検討する感じでポコポコ気になります。

最終的に主人公が江戸に馴染みきるまでのお話か、それとも江戸が鎖国を止めるまでの歴史モノにするのか、展開や結末も考えずにはいられません。

続きに期待で気持ち甘く
★★★★-

ちょいと「吉里吉里人」とかとアッチコッチを較べてみたくなりました。
web拍手 by FC2

  1. 2006/07/06(木) 01:51:41|
  2. books & writing|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

  

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://bettty.blog4.fc2.com/tb.php/215-3b23a205