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ギャンブル・アンソロジー第三巻。一巻が競馬篇、二巻がカジノ篇だが未読。
今回、ゲーム篇としてビリヤード、競輪、チェス、麻雀の他、煙草の銘柄当て、断食バクチ、シリウスイルカの水中レースなど何でもありの様子。
その中で、断食バクチ「四で割って」は、軽妙洒脱で落語にありそうな話。さすが星新一!
で、一押しは佐藤正午「遠くへ」。競輪ものですが、
ねえ、おじさん、あたしたちは競輪場へギャンブルをするために来てるのよね?これだと信じる車券の他に、別のを押さえるのは言ってみれば保険をかけることでしょう?一か八かのギャンブルに保険をかけるのは何だか矛盾していない?あたしの考えでは、押さえる車券が増えれば増えるほど、それはもうギャンブルとは呼べなくなるような気がするんだけれど
というセリフに感動。これだけでも充分だけど、孤高を描き、最後を締めて…佐藤正午とはこんな作家だったっけか?
「永遠の1/2」は読んでいたはずなのに、深く反省。
それはそれとして、無理を言えば「パチンコ必勝原理」(筒井康隆,角川文庫「にぎやかな未来」所収)は入れて欲しかったなぁ。
そして、どんどんずれていくが、こんな文章を書くときのBGMは、所ジョージのデビュー曲「ギャンブル狂騒曲」(古っ!)で、どうかね?
アンソロジーなので★はパス。

























