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本やマンガから雑談に使える話を…

ひとり遊び?

ろくろ首の首はなぜ伸びるのか 遊ぶ生物学への招待ろくろ首の首はなぜ伸びるのか 遊ぶ生物学への招待
武村 政春

新潮社 2005-12-15
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遊ぶ生物学といわれても…面白くないとなぁ。

例えば、ケンタウロスの馬部分の胴には百メートルほどの長さの小腸が詰まっているのはいいとして、二つの心臓に二セットの肺を持つのではないかとサラッと流している。
その章のタイトルに「ケンタウロス──人間の胴体はどのように馬からつながったか」とあるが、その問いかけに答えるのに「長い小腸」と「二つの心臓」のどちらがより関係が深いのか。で結局、どうつながったかには触れられていないし。

また「赤えいの魚──魚はどのように巨大化したか」では真核生物は細胞壁で囲まれた細胞を持つものとそうでない細胞を持つものに分類され「ほとんど例外なく、全ての植物は前者に属し、全ての動物は後者に属する」と書いておいたうえで、赤えいの魚は植物細胞と同じく細胞壁で囲まれた細胞を持っていたのではないか、と考える。
そう考えたのはエイの表面は粘液で覆われているのに、観察者が「岩だ」と思ったから粘液で覆われてはいなかったからだという。
エイがサメのような鮫肌又はゴツゴツした表皮を持つ可能性と、動物として例外のない細胞壁を(ウイルスによるとしても)獲得する可能性のどちらが大きいかは考えればわかりそうなものだ。

面白くするためには素材の他に、話法というものがある。
小咄でも勉強してみたら?

よく調べていて、なるほどと思う部分もあるのになぁ
★★---

エイが鮫肌を持つ可能性と細胞壁を獲得する可能性について少し触れたが、これについてちょいと。

羽根をつけた天使の絵がありますが、動物の羽根は前肢から進化しています。
だとするとその羽根はどこから?いっそ羽根があるなら腕がないほうが自然ではないの。ま、これは前置き。
一般に天使の羽根は鳥の、悪魔はコウモリのようは羽根を持っていますが、人間からの生物学的距離で考えると鳥よりコウモリ(哺乳類)。そうするとヒトが獲得する可能性の高いのは悪魔風コウモリの羽根だよねー。

意味づけについては、めいめい考えてくれたまえ。
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  1. 2006/02/03(金) 00:03:20|
  2. books & writing|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:2

  

コメント

顔だけの天使に羽が生えているのは?
そういう天使がいちばん上等らしいけど。
  1. 【2006/02/04 16:51】 URL | yuka #- [ 編集]

まるで本を読んだかのような突っ込み!
天使ではないのですが、古代中国の南方地域に「飛頭蛮」というのがいた、と紹介されてます(第一話 飛頭蛮──耳はどのように翼として機能するか)。南アメリカにも「チョンチョン」と呼ばれる頭部だけの妖怪がいてで耳で飛ぶとか。
ここでは収斂進化の説明として、飛ぶ器官としての耳ならば翼のような形になるのでは、と書かれています。

まあ、天使さまの場合は、創造の神様が切った貼ったをお試しになられているのでは…というと…まずいですかね。
宗教関係者の方々、無知なる私に説明を。
  1. 【2006/02/05 00:30】 URL | bettty #- [ 編集]

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