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読んでいる時の引き付けられ感と中断した後の鬱病にもにたローテンション。そして読了してのフワフワしたような感じ。これは活字ドラッグなのか?多分、全然違うと思う。
いくつか要素を抜き出してみる。
引き付けられるのは、北斗の拳、テトリス、ガンダムなどポツリポツリと配置されるお馴染みの部品。それと気のきいたセリフ。「なべてこの世はラブとジョブ」てのが帯に見えますが、「結婚とは文化であります」とかセリフ単体ではさほどでなくても小説中に置かれると、場の雰囲気を従えていいセリフになるんですよ。
テンションが下がってくるのは淡々と日常が流れるから。主人公は中年でバツイチ。前妻とメールや電話のやり取りをしたり友人の津田と会ったり、そう大きな事件が起きるものではないと考えつつ、やはり何かドカンと起こってほしいと思うのになかなか…。
で読み終えて、なんというか「フワフワ」と書きましたが、妙に残ってます。
最近、読まなかった私小説ですよね。で違和感を感じつつ、実は自分は同世代のエッセイではない私小説を待っていたのかと思える心地良さ。幻覚かもしれないけど。
「僕を喜ばせているようでは会社としては成功しないかもしれない」というメジャー路線を一歩退いた立ち位置にもなんとなく近しいものを感じる。
他人は知らないけど、個人的には
★★★★★
表紙に水色のテープが3本と黄色のが1本。
右から左へ流れるなかで離れる1本がゲーム業界の、植松あたり。
主人公は上から2本目で離れていく黄色が元妻。
一番上。混じらず平行に走るのが津田となるのでしょうか。
前妻とか新しい女性とかは出てきますけど、
タイトルのパラレルはやはり津田にかかるのだと思います。
さらに余談。登場人物の名前つながりでイメージが固定されることがたまにあるのですが、今回は役者の津田寛治。主人公じゃないのか?!って深沢七郎、知らないもの。























