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マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『ダブルトーン』裕美に波長があった由巳…ということなのか

ダブルトーンダブルトーン
梶尾真治

平凡社 2012-05-25
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ユミという同じ名前を持つ二人の女性が、互いの記憶を共有している不思議。
そこに共通の人物が登場して、物語は動き始める…。

限られた意思伝達。気がつけば間近の「その日」。

ポツポツと浮かび上がる疑問。それが解消されてからの焦燥感。
上手いですねぇ。一気に読んでしまいました。

表紙は吉川龍(よしかわ・りょう)「日々―風―色」

元々は1枚の絵ですが、背表紙(や折り返しも)つながっているようになっていて、間違い探しが仕掛けられているかとも思ってしまいました。

読み終わると、そんなことはないとわかりますが、
疑問があれこれ出ているときは、表紙にヒントがあるかも、とか思ったんです。


以下、ネタバレを含む余談


熊本の街を描き続けるカジシン。
裏テーマとして、移ろう街の風景というのがあるかもしれません。

「そういえば、裕美の記憶にある古い民家がなくなっていることに気がついた。代わりに空地になっていて、マンション建設予定地の看板がある」(P.164)

「この場所の店舗ビルは、いずれ取り壊されることになる。代わりにメキシコをイメージしたパティオのある小店舗群に生まれ変わる。そのオープニング・イベントで、どこに隠れていたのかと驚くほど人が集まったことを、由巳はしっかりと目に焼きつけていた」(P.236-237)

「由巳が当然のようにいつも目にしているイートインのコンビニ。それが今の裕美の前にはない。代わりに古い三階建ての鉄筋コンクリートの雑居ビルがある。このビルが解体されて、駐車場とコンビにに生まれ変わるはずだ」(P.238)

代わる風景は2年でも変わります。
特に下二つの引用は上通町という繁華街で、あの場所かと思う人もいるかもしれません。

ま、このところ、仕事場や物置を新設・移動していて、家の風景を変えてしまっている自分だからこその感慨なのかもしれません。

でも、結婚当時、家を作ったときは、そんなことは思わなかったかも。
歳のせいもあるのでしょうか…。

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  1. 2012/09/25(火) 12:06:29|
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