* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『二度寝で番茶』老いたりといえど浅からず

二度寝で番茶二度寝で番茶
木皿泉

双葉社 2010-09-28
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脚本家・木皿 泉。「大福」さん(男性)と「かっぱ」さん(女性)、二人合わせて2012年に110歳くらい。この人の本を初めて読みました。脚本で関わったという「やっぱり猫が好き」や「Q10」は見てません。「セクシーボイス アンド ロボ」は原作が好きで見ましたが、一番残ってるのは主題歌でした(↓)。


そんなわけで、何で読んだの?と聞かれれば、偶然なんです。
少し前「考えの整頓」のことを書きましたが、アレ、図書館で借りたんですね。で、その時に前に借りた人の記録紙がはさんでありまして、「二度寝で番茶」を一緒に借りていた、と。
そんなご縁でございます。

で、目上の方というか、人生の先輩の発言はなかなかに深いものがありますな。

■人の一生をお化け屋敷に例えて、人生はびっくりの連続、何が起こるかわからないおまかせが楽しい。しかし、その楽しさは出口の見えない若い人にはわからないだろうなぁ、とも。

■戦後の映画に出てくる男性は2種類。闇市で儲けてスクーター乗り回してるバイタリティーあふれる粗野な男と戦争に負けてやる気を失ったインテリ男。

■自由とは、選択の余地がないがんじがらめの中で獲得するものです。

■自分を大きく見せようと誰かの借り物で武装してる人は、借り物のものしかつくれない。でも、自分をダメだと認められる人は、自分を心から肯定できるということでしょう?自分は自分でいいんだと思えるところからしか、オリジナルなものは出てこないと思う。

■著者の知っている女性は、同窓会なのに年齢をごまかして、みんなから呆れられていた。みな、目先の勝ち負けにはこだわるというエピソード。

ま、最後のは蛇足です。決して難しい話ばかりではないと。

数年経ったら、また読みたいと思いましたね。
納得する部分は増えるでしょうか、それとも…。




ネット評で「新幹線の窓から麦を踏む人を見た」のはウソだろう、と書いている人がいました。で、「一般的な人、注意力のない人はだませる嘘を、ぺろっとついてしまう人たちなんだな」と結論づけるわけです。
でも、麦を大規模に作付けしている人ならローラーを使うかもしれませんが、自分の分を作る程度の小さい農家なら足踏みもあるのでは?
それよりありそうなのは、「うっかり」ではないでしょうか。この時期に畑に人がいる→麦踏みをしてるんじゃないか、という思い込み。
口絵部分はゆるいフィクションとエッセイが混ざっている感じで、本文とはまた印象が違いますから、この部分だけで一事が万事とするのはもったいないと思います。

是非、本書を一読してご判断ください。

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  1. 2012/03/04(日) 01:58:09|
  2. books & writing|
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