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マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『隠居大学』隠居…する?

よく遊びよく遊べ 隠居大学よく遊びよく遊べ 隠居大学
天野祐吉

朝日新聞出版 2011-06-17
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これは天野祐吉作業室と残間里江子さんのクラブ・ウィルビーの共催で、2010年六月から十二月まで、月一回のペースで開かれました。(八月は夏休み)

講師とテーマは表紙にありますが、字が小さいので一応書いておくと

横尾忠則
猫の自由に学ぼう

外山滋比古
ゆっくり急げ

赤瀬川原平
いい加減にしなさい

谷川俊太郎
宇宙人をめざそう

坪内稔典
うふふ力を磨こう

安野光雅
遊行の旅に出よう

お相手
天野祐吉


以下、面白かったところをいくつかピックアップ。

横尾忠則さん
「そういう無駄が省かれていくと、人間の感性というのは肉体を通すことで発達するのに、ネットに依存することでだんだん鈍くなるというか、なくなっていってしまうと思う」(P.25)

坪内稔典さん
「一月の甘納豆はやせてます」
「二月には甘納豆と坂下る」
「三月の甘納豆のうふふふふ」
「四月には死んだまねする甘納豆」
「五月来て困ってしまう甘納豆」
「甘納豆六月ごろにはごろついて」
「腰を病む甘納豆も七月も」
「八月の嘘と親しむ甘納豆」
「ほろほろと生きる九月の甘納豆」
「十月の男女はみんな甘納豆」
「河馬を呼ぶ十一月の甘納豆」
「十二月どうするどうする甘納豆」(P.124-125)

安野光雅さん
「文語体はさっきおっしゃったように虚構の世界をつくりやすいんです。虚構の世界を書くっていうことは、それは、音楽になっているわけで。「死んでも君を離さないぞ」なんて、わたしが直に誰かをつかまえて言おうものなら、気持悪いでしょ(笑)。だけど、音楽なら言える」(P.155)


あといくつかの場所でこしあん派、つぶあん派というのが出てきます。
天野さんのあんこ学研究をぶつけているわけですが、

●こしあん派
カステラの下の紙をこそいで食べるのは「みっともない」。人工美を愛する。短歌的人間

●つぶあん派
カステラの下の紙をこそいで食べるのは「もったいない」。自然美を愛する。俳句的人間。芸術家に多い?

さて、あなたは?


ところで歌川広重は二十五歳くらい、伊藤若冲も三十代で家業を弟に任せて、隠居してから本格的な活動をしているそうな。(P.21)

そこまではいかなくても、江戸時代には五十代になっても隠居できないようなのは、情けないことだったらしい。

定年のない仕事(自営)をしてると、「第二の人生」とかちょっと憧れたりします。

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  1. 2011/07/29(金) 22:18:17|
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