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* Bettty NOTE *
本やマンガから雑談に使える話を…

『1食100円「病気にならない」食事』貧すれど貪らないために

1食100円「病気にならない」食事 (講談社プラスアルファ新書)1食100円「病気にならない」食事 (講談社プラスアルファ新書)
幕内秀夫

講談社 2010-08-20
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「江戸の気分」(堀井憲一郎)(→過去記事参照)で「現実的な死なないまじない、というのを知りたいですな。 おそろしく貧乏したときにこれさえ食べれば死ぬのが少し先になる、という献立です」というのが第十三章(P.223)ででてきて、ちょっと唐突な気がしたのを覚えてます。
唐突ですが、現代人の本音のようにも思えてちょっと気になりました。

で、それに答えてくれてそうなのが本書。いや死なない限界は示してません。
ただ不景気な時代、貧乏したときに食べるべき「病気にならない食事」というのは、こちらも時代に答えての本だと思います。

ポイントは「何を食べないか」、
あと、興味深い指摘は「マイルド・ドラッグ」。

精製された調味料――精製された砂糖、精製された塩、精製された油脂(食用油)、精製されたうまみ調味料――が三つ以上重なると、その食べ物は、はまってしまうとやめられなくなるほど快楽の要素が強まります。
 これら四つの精製調味料は、もともと砂糖なら砂糖、うまみ調味料ならうまみ調味料だけの単品でも強い嗜好性があります。それらが同時にいくつも重なることで、依存症や常習性がどんどん増大してしまうのです。

で、これらの精製調味料が三つ以上重なったものを「マイルド・ドラッグ」と命名したそうです。

「やめられない、とまらない」だけでも問題ですが、酒、たばこ、コーヒー(著者の言う「ソフト・ドラッグ」)を本能的に嫌う子どもでも「マイルド・ドラッグ」には簡単に引っ掛かるのも大きな問題と書いています。
ケーキやカレー、スナック菓子などとまらなくなっている人はいませんか?

ま、中毒気味にコーヒーを飲む自分にも耳が痛いのですが…。

現実的な提案も多く、とりあえず食生活を見直したい人は是非。
☆☆☆☆☆

せめてこれだけでも読んでほしい目次は以下。


目次
第一章 脱「快楽食」のすすめ
減り続ける「お米」の消費量/お菓子が主食になる時代/間違った情報に踊らされる人々/快楽の食事と生きるための食事/「快楽の食事」は体を疲れさせる/日本人の知恵を生かした食事を

第二章 不況は健康な食事を取り戻すチャンス
一食一〇〇円の「体にいい食事」/長寿村の「換気扇のない家」/基本はごはん・みそ汁・副食/伝統食の知恵をいまこそ生かす/戦後の食生活「改悪」運動/食事バランスガイドは無視すべし/「朝の料理は子どもの迷惑」/手づくり信仰が働く母を追い込む/基本食にはある程度お金をかける/「普通の食事」を取り戻そう/朝・昼・晩のつながりを考える/弁当・定食屋ブームは本能の欲求/スナックが食事代わりの若い母親/精製調味料軍団の恐怖/進む食のジャンクフード化/「マイルド・ドラッグ中毒」急増/乳製品はこわい/減塩信仰に騙されない/一発で病気が治る健康食などない

第三章 「主食」を見直す
「今日、なに食べた?」/主食代は菓子代の半分以下/給料日には米を買う母子家庭の知恵/ごはん一膳分で食べられるもの/「変な給食」化する家庭の食事/油まみれの若い女性たち/一日二回、ごはんを食べる工夫/「粉食」は腹もちが悪い/お米は生鮮食品/玄米と農薬の関係/雑穀で、おかずを一品減らせる/ブレンド技術のある米屋から購入/玄米で保存すれば味は落ちない/家庭用精米機のすすめ/高級化するいまどきの炊飯器/最初から冷凍するつもりで炊く/「パックごはん」を活用しよう/冷凍ものなら焼きおにぎりを/正しい食事は子どもに訊け!/夏と冬でごはん茶碗を使い分ける/意識せずに使えるシンプルな箸を

第四章 「副食」を見直す
常備食は、ごはんの最高の援軍/副食の中心は野菜に/料理いらずでうまい海藻の常備食/豆は安くて健康にいい/魚は料理が面倒なら刺身でOK/地方の常備食を味わう楽しみ/「旬」は安くておいしい/みそ汁は、ごはんのよき相棒/みそ汁には季節の野菜を入れたい/夏は冷や汁ごはんで食欲増進/みそにはある程度お金をかけたい/自分でみそをブレンドしてみよう/汁椀の選び方/《液みそ》を活用してもいい/だしはティーバッグタイプを利用/インスタント調味料で手間いらず/ポン酢は万能調味料/油ものは「絶対悪」なのか/低カロリー食は健康食にあらず

第五章 「間食」を見直す
おやつは四回目の食事/子どもの間食は「おにぎりと水」/大人の間食は穀類が大前提/スナック菓子化したせんべい/野菜ジュースは香料ジュース?/乳酸菌飲料はあ糖分たっぷり/「無糖」は「砂糖ゼロ」ではない/飲み物の基本は、熱量のないもの/本当は怖いスポーツドリンク/おいしくなった水道水/浄水器選びのコツ/スーパーで「きれいな水」を買う

第六章 賢いコンビニ、スーパーの利用法
平時の食品庫と緊急時の食品庫/ライフスタイルに合わせた選択肢/なにを買わないかの知恵が重要/スーパーの賢い利用法七ヵ条/頭のいいコンビニ活用術/質を追求するなら自然食品店へ/みその選び方/しょうゆの選び方/油の選び方/塩の選び方/「無添加」に惑わされない!/「農産物直売所」は使える

第七章 「つくらない」食事、弁当のレシピの工夫
「弁当」が体と家計の健康を守る/弁当と食事を別々につくらない/基本はごはん八割、おかず二割/これが私の「一分弁当」/弁当箱にはこだわりたい/エコなマイポットはリーズナブル/市販の冷凍食品を巧みに活用/悪影響が少ない冷凍食品とは/加工主食系の冷凍食品は×/冷蔵庫を賢く使いきろう/間違いだらけの冷蔵庫常識/冷蔵庫に入れなくていい食品

第八章 不健康にならない「外食」術
外食はできるだけ一人で/「経済原理」を通して見える真実/朝食を店or会社で食べる工夫/せめて朝だけはまともな食事を/朝・昼・晩の食事は連動している/学食・社食でなにを食べるべきか/接待空間化する社員食堂/コンビニ弁当は安いほど安全?!/居酒屋で食べる「賢い夕食」/雑穀米が選べるファミレスも登場/いい飲み屋は旬の野菜料理が豊富/飲み屋は雰囲気が大事/お酒はつまみとの兼ね合いで選ぶ/「ハレの日の食事」もごはん主体
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  1. 2010/12/06(月) 05:03:07|
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