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マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『この世でいちばん大事な「カネ」の話』中学生くらいに読んでほしい!

この世でいちばん大事な「カネ」の話<br />(よりみちパン!セ)この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
西原理恵子

理論社 2008-12-11
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金運てのはいい方ではないのですが、まあ「カネ」がなくて死ぬほど悔しい思いをしたというほどでもありません。
それでも手に取ったのは週刊新潮のコラムで書いていた、専業主婦が「人のカネをあてにして生きる」ことほどリスキーなことはない、というところが共感したから。
とりあえず、うちはまだ子どもが小さいからアリだとは思いますが。
自分が死んだらどうなるのさ?などと思ったりするとねぇ…。

で、今の子どもには読ませたいと思いましたよ。

「「クレジットカード」とか「携帯マネー」とか耳ざわりのいい言葉でごまかしてるけれど、それって、ようするに「借金」のことだからね」(P.160)
これなんか、わかりきってることだけど、カネを貸したい金持ちに遠慮して言わないメディア(広告主だしね)が多すぎるんじゃない。

「最下位なわたしの絵でも、使ってくれるところを探さなくっちゃ。最下位の人間には最下位の戦い方がある!」
「自分の得意なものと、自分の限界点を知ること。「それなら、ここで勝負だ」って、やりたいこと、やれることの着地点を探すこと。」(どちらもP.85)
そして彼女は「この東京で、絵を描いて食べていくこと」を、これだけは譲れない目標として、予備校時代から売り込みをはじめて、五十以上の出版社をまわり、当面の目標を「絵の仕事だけで月収三十万円」とし(実際に絵の仕事で稼ぐのが五万円くらいのとき)、「商品の差別化」をはかってきたというわけです。

マネー教育が叫ばれて久しいのですが、「カネ」を稼ぐこと、「自由」になること(P.113~)、「カネ」って、つまりは「人間関係」だ(P168~)、あたりは親から話してあげてほしいとも思います。

FXという投資を「ギャンブルの一種だな」という著者の金銭感覚(体験)を信じます。
☆☆☆☆☆

TVドラマ「崖っぷちのエリー」を見るよりこっち読んでよ!

もくじとドラマに関する余談を以下に。

もくじ

第1章
どん底で息をし、
どん底で眠っていた。
「カネ」がないって、
つまりは そういう
ことだった。

「カネ」はいつも、魚の匂いがした/新しい町、新しい「お父さん」/オカマのリョウくんと観た映画/戦場みたいな家、盗むか死ぬかの子どもたち/「暴力」と「貧困」が居場所を奪う/町から出て行く女の子、町にとどまる男の子/何にもなくても、認められたかった。何にもなくても、好きになってほしかった。/真夜中のドーナッツ/お父さんが、行ってしまった日/子ども時代の終わりに

第2章
自分で「カネ」を
稼ぐということは、
自由を手に入れると
いうことだった。

高校を退学になった女の子/「お前は世界でいちばんいい子だ」/自分を守るために嘘をつく大人たち/めざすは、ヘタウマのイラストレーター/手には、なけなしの百万円/上京。そして、デッサンの日々/「寝たきり浪人」と、こってりワル汁/最下位による、最下位からの戦い方/予備校生の売り込み屋/下請けの下請けは、ノーギャラだった/プライドでメシは食えません/エロ本。「何でもアリ」のワンダーランド/天賦の才能よりも「サービス精神」/他人が、キミのことを教えてくれる。/捨てた故郷がわたしにくれたもの/「カネ」を稼ぐこと、「自由」になること

第3章
ギャンブル、
為替、
そして借金。
「カネ」を失うことで
見えてくるもの。

マンション一室、買えました。/ギャンブルの師匠、銀玉親方登場/欲をかいてる時点で、もう負けだ/カネに対する「キレイ」の姿勢/人間は、引き返せない生き物である/借金、地獄への片道キップ/為替なんて、しょせんバクチだ!?/世界を動かす豆腐屋たち/手で触れる「カネ」、触れない「カネ」/自分のベースはどこにある?/姿を消した友だち/子ども時代からの金銭感覚/「カネ」って、つまりは「人間関係」だ。

第4章
自分探しの迷路は、
「カネ」という
視点を持てば、
ぶっちぎれる。

「カネのハナシ」って下品なの?/育った町の、それぞれの「ぼくんち」/通貨の単位は「のり弁」だった。/必修科目としてのアルバイト/収入と「がまん」のバランス/逃げちゃってもかまわない!/自分の「真ん中」はどこにあるのか

第5章
外に出て行くこと。
「カネ」の向こう側へ
行こうとすること。

人ひとり殺すと、いくらですか?/スモーキーマウンテンの子どもたち/ごはん、やきそば、菜っ葉と豚肉/奪われないこと、外に出て行くこと/グラミン銀行が試みていること/そして、「鴨ちゃん」のこと

おわりに


余談。
最近、この本を原作としたTVドラマ「崖っぷちのエリー」が放映されているようです(見てません)が、やたらと主人公がポジティブらしい。でも本書では「わたし、ホントはものすごいクヨクヨする人間なのよ」とも書かれています。

主役は山田優だし、TVドラマと原作が違うなんてよくあることなんですが、ちょっとだけ書きたい。

「貧しくて、貧しさが何もかもだめにしてしまうようなあの場所には、何があろうと絶対に帰りたくなかった。
 この仕事で食べていくことができなかったら、またあの場所に逆戻りだと思うから、どんな仕事だって引き受けることができたとも。」(P.111)

「働きつづけるってことが、まるで「自家発電」みたいに、わたしがその日を明るくがんばるためのエンジンになってくれたのよ。」(P.118)
どんなに落ち込んでも、働いていれば、そんなにものごとを悪く考えたりしないよ、と。

へこたれない、特別の人間だから、サイバラになれたんじゃない。
自分なりの戦い方を考えてほしいと思います。

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  1. 2010/08/31(火) 01:11:11|
  2. books & writing|
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