* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『愛は苦手』アラフォーという言葉も手垢がついてきたが…

愛は苦手愛は苦手
山本幸久

新潮社 2010-01
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小説新潮(「まぼろし」は書き下ろし)に掲載された女性が主人公の短編を集めた一冊。女性の年齢は大体四十歳くらいでしょうか

てことは、いわゆるアラフォー女性を読者として想定してるのかな。私はあてはまらないので、前回に続いて評価は避けておきます。
発表は2006から2009年なので「アラフォー」(アラウンドフォーティー、around 40)が言われはじめてから流行語になったあたりまででしょうか。

で、気に入ったのも七十八歳の義父も登場する「象を数える」。
なかに、腹立たしいことがあったら象を十頭数えるといいというのが出てくる。
山本夏彦翁の言葉に「浮世は二時間の辛抱」というのがある。
それに通じるようだが、象は作り過ぎな気もする。十頭の群れを数えるのか、羊のように一頭づつ通り過ぎるのか、さらには通り過ぎるときにあちこち踏み潰すのを想像して快哉をあげるのか。

気に入ってるといって、これでは貶しているのかわからなくなってきた。
なんだかね。

目次
カテイノキキ
買い替え妻
ズボンプレッサー
町子さんの庭
たこ焼き、焼けた?
象を数える
まぼろし
愛は苦手
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  1. 2010/05/31(月) 06:31:31|
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『身体にきく哲学』さえずる人にも読んでほしい

<ruby><rb>身体</rb><rp>(</rp><rt>からだ</rt><rp>)</rp></ruby>にきく哲学    NTT出版ライブラリーレゾナント013身体にきく哲学 NTT出版ライブラリーレゾナント013
黒崎政男

NTT出版 2005-08-13
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少し前の記事には書きませんでしたけど、著者の「哲学者クロサキのMS‐DOSは思考の道具だ」という本がコンピュータに興味を持ったきっかけでした。一応、その頃「プリンセスメーカー」とかのゲームはありましたが、あまりビデオゲームにはまってなかったこともあって。
しばらく読んでいなかったのですが、やはり著者が提示する問題には興味深いものがあります。

ただ、ちょうど疲れているのか、じっくり読めなくて、飛ばし読みをしたりしてました。で、四章あたりは面白いのですが(表層の理解ですが)五章はまだ読みきれません。身体性とかまさにその疲れについての部分かと思いますが。言うなら、そこで書かれている呼吸法が今後の注目点でしょうか。

各章題は目次を見てもらうとして、四章は速度についての考察。

「<遅い>ことはポジティブな価値として成立するのか?
これは即答しかねるが、しかし<速い>ことに身を委ねることで<私>は成熟していく存在ではなく、瞬間的な反応マシンという刹那的存在にしてしまう」
(引用ではなく概要として)

ここらはTwitter好きの人たちにも一緒に考えてほしいものです。


身体に<効く>哲学という著者の成果を待ちつつ、評価は置いて。

以下、目次
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  1. 2010/05/30(日) 08:22:24|
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『公園で逢いましょう。』女の半生

公園で逢いましょう。公園で逢いましょう。
三羽省吾

祥伝社 2008-10-23
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ひょうたん公園のママ、連作短編集。
初出誌が「小説NON」と「Feel Love」に分かれているので、単行本で初めて全容がわかるという読者もいるかも。

著者らしく格差社会を背景に(「アミカス・キュリエ」での公園の呼び名はなかなか好対照)新興分譲マンションよりは市営アパート寄りの登場人物でお送りします。

主人公は(ほぼ)ママではありますが、子育てのことよりそれ以前の話なので、シングルの人でも抵抗はないと思います。

無難に面白い。
☆☆☆☆-

目次
春の雨
アカベー
バイ・バイ・ブラックバード
アミカス・キュリエ
魔法使い
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  1. 2010/05/29(土) 06:14:32|
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意識(BlogPet)

きのうは意識するつもりだった。

*このエントリは、ブログペットの「あちゅ」が書きました。

続いて「とどけ・愛」
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  1. 2010/05/28(金) 07:30:42|
  2. arbitrary あちゅ et al.|
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『床屋さんへちょっと』父と娘の物語

床屋さんへちょっと床屋さんへちょっと
山本幸久

集英社 2009-08-26
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父親・宍倉勲(ししくらいさお)と娘・香(かおる)の話。

平凡なようで、それなりに色々な経験をしてきた父親が主人公です。で、時々に娘が顔をのぞかせます。あと意外と存在感があるのが、主人公の母親。もう亡くなられていますが、家族のつながりとして外せない感じ。
最終話は不在の悲しさとエピローグらしいオールスターキャストの楽しさ。

自分も親父の子どもだったり、娘の親だったりするわけで、ところどころ登場人物に投影させてしまっているかもしれません。

「ひさしぶりの日」で「(このさきなにが起こるかわからないという)不安に打ち勝つためにはいまをがんばるしかない」と言う主人公もいいが「(ひさしぶりなことが多すぎる)日がたまになければあ人生をつづけている意味がない」と頬をゆるますのはカッコ良すぎでしょう。

もうね、話が進むうちにどんどんカッコ良くなります。
主人公が若くなるからではありませんよ。
☆☆☆☆☆

目次(ちょっと目安に香の年齢など)

桜(香、41歳)
梳き鋏(香、33歳)
マスターと呼ばれた男(香、23歳)
丈夫な藁(香、17歳)
テクノカットの里(香、14歳)
ひさしぶりの日(香、9歳?小4で今年十歳になるってんだからまだだと思う)
万能ナイフ(香、7歳?今度二年生になるらしい春の話)
床屋さんへちょっと(香、42歳?「桜」で小学校にあがる年だった息子の勇は四月で小学2年になる)
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  1. 2010/05/27(木) 07:24:45|
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『オシムの言葉』そして、W杯がやってくる

オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える (集英社文庫)オシムの言葉 フィールドの向こうに人生が見える (集英社文庫)
木村元彦(きむら ゆきひこ)

集英社 2008-05-20
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売れてましたね、これ。ベストセラーのときに記事にしたのが2006年。(→過去記事参照
文庫になって、更にワゴンセールになっていたので手に取ってみました。
(サッカーファンでもないのだけれど)

監督の考える魅力的な攻めるサッカー、「攻撃的ないいサッカーをしようとする。それはいい家を建てようとする意味。ただ、それを壊すのは簡単です。戦術的なファウルをしたり、引いて守ったりして、相手のいいプレーをブチ壊せばいい。作り上げる、つまり攻めることは難しい。でもね、作り上げることのほうがいい人生でしょう。そう思いませんか?」(文庫P.229-230)
守りに入ってるかなぁ、などと自分を振り返り、オシムと自分の年齢を考え、そのタフさに驚かされます。

2005年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞受賞作。(→MIZUNO財団サイトへ

ただ、サラエボ包囲戦については、著者の得意分野でもあるでしょうし、オシムを語るのに必要とは思いますが、サッカーファンは読みたいかどうか。
オシムの伝記を読みたいのか、タイトル通りの語録とその周辺に興味があるか、で評価は分かれるかと思います。

そこら辺、後者の私は多少評価を下げて。
☆☆☆☆-

オシム健在で日本代表監督としてW杯に臨んだら?と夢見る人にはこっちがお勧めかも。
オシムの戦術オシムの戦術

中央公論新社 2010-05
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以下、「オシムの言葉」目次。「戦術」のじゃないよ。
第10章が文庫化に際し書き下ろされたそうです。
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  1. 2010/05/26(水) 23:20:35|
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2010年6月のコミックス 気になるとこ

 なんだかとりかかってからずいぶんと経ってしまいました。いや、うちのTVの地デジ対策とか、腱鞘炎復活とか。ま、低調なときは常なり。四月末にデジカメを買って遊んでたのが大きいか。今日は自転車いじったりしたし。繁殖・飼育用のエビも買ってきた。家庭菜園も着々と進行中。読書以外にも誘われるシーズンですねぇ。仕事もそろそろ一息つけるハズ。やっと春でしょうか。スノーじいさん、春は大好きです。
 それはそれとしてのマンガ・チェック!いつもと同じく発売日は携帯サイトを見てください。

「無謀キャプテン」(1&2)島本和彦,徳間書店 リュウコミックス
 「逆境ナイン」のハギワラが教師となって登場した作品。いや、無謀でした。何かオマケがつくのでしょうか。

「アイ・アム・アイアンマン(仮)」ピーター・デイヴィッド,小学館集英社プロダクション
 映画のコミカライズでしょうか。映画は見てませんが、アイアンマンのデザインとかが気に入ってる人には、じっくり眺められるコミック版はいいかもしれません。

「ラクダが笑う~ファイナル・カット~」寺田克也,徳間書店 リュウコミックス
 最近、旧著が復刊されましたが、これも2002年発行のが元のようです。ファイナル・カットというのだから多少加筆訂正があるのでしょうか。寡作なだけに注目しましょう。

■ともだち連絡
tinoさん、「はじめの一歩」(92)森川ジョージ、17日発売です。 

■読んでるシリーズや有名どころを
「青空にとおく酒浸り」(2)安永航一郎,徳間書店 リュウコミックス
「青空にとおく酒浸り」(3)安永航一郎,徳間書店 リュウコミックス
 なんと発売日を変えての一月二冊発売!投げやり?

「アオイホノオ」(4)島本和彦,小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス
「乙嫁語り」(2)森薫,エンターブレイン発行/角川グループパブリッシング発売 ビームコミックス
「君の天井は僕の床」(2)鴨居まさね,集英社 クイーンズコミックス
「ヴィンランド・サガ」(9)幸村誠,講談社 アフタヌーンKC
「虚数霊」(2)むらかわみちお,メディアファクトリー MFコミックス フラッパーシリーズ
 これ、多分買うけど気が重い。それについては過去記事を見てちょ。

「幻月楼奇譚」(3)今市子,徳間書店 キャラコミックス
「裁判員の女神」(5完)かわすみひろし/毛利甚八,実業之日本社 マンサンコミックス
「らーめん才遊記」(2)久部緑郎/河合単,小学館 ビッグ コミックス〔スペリオール〕
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  1. 2010/05/14(金) 00:48:17|
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勝利(BlogPet)

あちゅがBetttyは安岡正篤あたりを待遇♪
それであちゅは写真趣味が勝利するはずだったの。
でも、Betttyでエントリデザインしたよ♪

*このエントリは、ブログペットの「あちゅ」が書きました。

続いて『虹になろうよ』 ・・・more・・・ web拍手 by FC2

  1. 2010/05/13(木) 07:33:41|
  2. arbitrary あちゅ et al.|
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『哲学者クロサキの写真論』写真の愉しみは多種多様

哲学者クロサキの写真論哲学者クロサキの写真論
黒崎政男

晶文社 2001-10-01
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1996年から99年に月刊『日本カメラ』にて連載したものに加筆再構成。

写真の本質とは何か。
著者は「行為としての写真」としつつ以下のようにも記している。
「シリアスに対象と向き合うのも、気軽にスナップするのも楽しいし、暗室で印画紙と格闘することも、気軽に1時間現像に出すことも、コンピュータ画面でリタッチに興じるのも、それぞれ楽しい」(P.176)
と結論だけ書いても仕方ないか…。いや、難しい。


個人的には「たのしい写真」(→過去記事参照)に続く写真論シリーズ。
「ネガは楽譜、プリントは演奏」(アンセル・アダムス)という焼きつけの魅力。
「自然対象物そのものと区別がつかないほど、みごとなコピーをするメディアは、そのことで自分独自の個性を失ってしまうわけである。はじめから対象の完全なコピーを目指せないモノクロは、したがって独自の表現を持ちうる」(P.65)というモノクロ礼賛は写真趣味の人には常識なのかもしれないが、初心者にもよくわかる楽しみ方を示してくれています。

あとデジタルカメラをはじめ、新たなテクノロジーが急激に台頭してくる時期のようで、技術史の面でも興味深い時代かと思います。


シリアスだったり、浮かれていたり、考え込んだり、ただただ夢中だったり。
写真エッセイのさまざまな面を味わえる一冊。
☆☆☆☆☆

以下、目次。
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  1. 2010/05/06(木) 23:53:52|
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『BONE CRUSHER』エメラルドグリーンの鼻提灯宇宙

BONE CRUSHER (MFコミックス)BONE CRUSHER (MFコミックス)
いづなよしつね

メディアファクトリー 2007-11
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表紙でバスターマシン・ディスヌフとクロスボーンガンダムを足して2で割ったようなのがいますが、これが主役メカ、ボーンクラッシャー(エクスキューションモード、excursion mode?)。

宇宙海賊の話なんですが、まあ物語はいいや。
作者の絵とかデザインとかを見るためのものですね。
(それならもっといいのは画集とかなんでしょうがまだ出版されてません)

松本零士オマージュなんかも感じられますが、宇宙で海賊ならまったく無関係にはできないですよね。世代的にも影響を受けているんじゃないでしょうか。

絵本と見るか、画集と見るか。
☆☆☆--

ゲストが豪華。
このメンバーで4頁くらいづつ描いてもらう同人誌なら本編を超えるかも!
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  1. 2010/05/05(水) 23:46:56|
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『珠玉』過剰な描写か

珠玉 (文春文庫)珠玉 (文春文庫)
開高健

文藝春秋 1993-01
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遺稿というのは知らなかった。ずいぶんと若いときの作品のようにも思えます。「一滴の光」のラストはスタイルとして「新しい天体」を意識させつつ、田山花袋の「布団」を思い出させ、正直「老い」なのか?とも。

筆者らしいと思わせたのはその文体。
「石はつめたい。凛と張りつめて冷澄である。そこにみなぎる赤は濃くて暗くて、核心部はほとんど闇である。深沈とした激情と見える。どれだけ透かしてみても、泡、亀裂、ひび、引っ掻き傷など、何もない。石そのもののどこかに明るさがあり、のびやかな華と感じられるが、照り、艶、カット、色価、全体としての石品の何からくるものだろうか。指の腹で愛撫していると、カットの鋭さがヒリヒリとこたえて、いよいよ冷澄に感じられる。石化した焔である。氷の血ともいえようか」(「玩物喪志」より)

ここまでの書き込み、そういえば最近見ない感じがします。
大きな物語から小さな物語(→過去記事参照)という流れがあるのなら、マクロレンズで見るような上のような描写が増えてもいいようですが、逆に今は、文章は軽くという時代なのでしょうか。

過剰かもしれませんが、一時期、傾倒していたなぁ、と郷愁を含めつつ。
☆☆☆☆-

収録は三話。
タイトルと石を。

のなかの海;アクアマリン
玩物喪志;アルマンダイン・ガーネット
一滴の光;ムーン・ストーン


次読みたい本として
魂がふるえるとき―心に残る物語 日本文学秀作選 (文春文庫)魂がふるえるとき―心に残る物語 日本文学秀作選 (文春文庫)
宮本 輝

文藝春秋 2004-12
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開高健の「玉、砕ける」が収められているとのこと。
この本と通じるところがあるでしょうか?
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  1. 2010/05/04(火) 08:13:27|
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