* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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いざ、和める腐海の森へ

4063521060もやしもん 1 (1)
石川 雅之

講談社 2005-05-23
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農業大学のマンガです。第1話を雑誌で見た覚えはあったのですが、そのときは小泉教授の密かなブームにあやかるのかな?などと思っていました。キビヤック(カナディアンイヌイットの発酵食品。アザラシの腹に海鳥を詰めて醗酵させ、鳥のドロドロになった内容物を吸う)とか出てくるし…。

でも、この主人公、菌が見えるんです。シャーレの中で好アルカリ細菌がSケンしてるのが見えたりとか(さすがにここまでふざけるのはこの巻の後半ではしなくなりますが)、空気中の菌をつまむことさえできます!
主人公が見る菌のイメージは(菌によって描き分けてはいますが)指の爪よりちょい大きいくらいで眼と口、身体がついてます。しゃべるし、可愛いとさえ言えるかも。ただ、O-157なんかは笑いながら「かもして ころすぞ」なんて言いますけど。

菌については柱(開いたマンガの左右両端の部分)で説明されてます。
そっちの知識があれば、より面白いとは思いますが、なくても大丈夫。

ともあれ、まだ1巻です。教授はテラフォーミングを語ったり、密造酒で失敗した先輩には頼られるし、キャラがどう動いていくかはこれからのようで、普通ではないかもしれませんが学生生活も織り込まれていってます。
どーなっていくんでしょうねー?

腐海のようにもうもうと見える下宿部屋という、リアルといったらいいかフィクションというか、はっきりしないけどパワフルな "絵" に期待をこめて
★★★★★

別の言い方をすれば
あなたも「もやしもん」でチョンマゲを付けた乳酸菌を目撃せよ!
…とかね。
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  1. 2005/06/21(火) 01:23:59|
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野球賭博は犯罪です

4102901086怪しいお仕事!―儲けたいなら、頭を使え。
北尾 トロ

新潮社 2001-07
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「闇の職業案内」とあっていろいろ紹介されてます。競馬の予想屋、お寺売買のコーディネーター、ちょっとダメダメなヌード撮影の仕掛人などなど。

カギ師なんかは、でもまっとうな仕事だとは思いますけどね。熱心に職探しはしなかったけど、選択肢で示されれば就職してたかもしれない。


遊び好きとしては、野球賭博師の遊び方がなかなか興味深い。50%の勝負は勝つか負けるか単純だけど、深みがあるというその内容は…。

通常、月曜に始まって日曜日のナイターで締め。この人のとこでは月曜金曜は別で一日3試合から受け付ける。で、勝っても負けても月曜日に決済。
個々の勝負は勝ち負けの予想なのだが、ここにハンデ師が切るハンデというのが加わる。これで、試合に勝ってハンデにコロされるということが出てくるのだと。

『たとえば「今日の西武VSロッテは西武から0.8点のハンデ」という出し方をするのである。
 これは、試合が始まる時点で西武0点に対してロッテが0.8点取っているということだ。そして、結果が1-0で西武の勝利だったら1.0-0.8ということになり、西武に賭けた人は掛け金の2割からテラ銭1割が引かれた分が儲けとなる。仮に1万円賭けていたら2千円×0.9=1800円の収入だ。これが2点差以上つくと、小数点以下が切り捨てられ、丸々1万円(テラ銭を抜いて9千円)の儲け。ロッテに張った人は1点差なら2千円の負け、2点差以上で賭け金すべてを失う。
 これが基本システムだが、実際はもっと複雑。』

日本シリーズの時の話が載っていますが、手に汗握りますねぇ。


全般、裏稼業には神経を削るものが多そうです。
楽して雰囲気だけ感じたければ、これを!
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  1. 2005/06/21(火) 00:26:43|
  2. books & writing|
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お先真っ暗だから面白いんですって

419861539X虫眼とアニ眼
養老 孟司 宮崎 駿

徳間書店スタジオジブリ事業本部 2002-07
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'97年、'98年、'01年と3回行われた、養老先生と宮崎監督の対談の記録。
「もののけ姫」から「千と千尋の神隠し」&ジブリ美術館開館あたりの時期です。

いろいろと面白かった対談ですが、一番は「都会の人間の発想」というところ。「人のせいにするというのは都会の人間の典型的な特徴です。なぜかと言えば、都会のいうのは人が作ったものしかないんだから、なにが起こったって、追求すりゃあ人のせいにできる。これが自然の中なら「仕方がない」ですむんです。ところが、仕方がないなんて言うのは遅れた人間だ、という教育をぼくらはめんめんと暗黙のうちに受けてきた。」とかね。
そう考えると、自分はまあまあ自然の中で育ったのだなぁと思います。仕方ない、とあきらめることも多いしね。

冒頭、20頁くらい「宮崎駿の雑想ノート」町作り篇といった感じのカラー頁があります。
荒川修作氏のアイデアも混ざっていますが、宮崎監督が町作りについて描いた絵は少ないので、一見の価値あり、です。映画の舞台ではなく、実際に日本に作りたい町ということなので派手さはないですがね。

アニ眼の話はもう少し欲しい気もしますが
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  1. 2005/06/16(木) 01:09:45|
  2. books & writing|
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6月ですが

なーんか、忙しいですねぇ。
気がつけば梅雨に入ってるし、その割りに仕事が残ってて雨でもゆっくりできないし。


近況を少々。
うちの親父がまあまあの数で金魚を飼ってるんですけど、少し前にこどもがいたづらしまして。今年孵った稚魚を半分くらい、数十尾死なせたんですね。なんでこどもがやったのが分かったかっていうと、また来たんですよ。そこで捕まえられたんで、名前とか小学1年生とかいうのが分かったんですがね。それからの対応って難しいですね。

怒っても届かないんですよ。けっこう、ケロッとしてるし。うちが門を乗り越えなくても入ってこれる庭なもので、他人の家という感じもしないのかな~と。
辛抱強く叱っていくしかないんでしょうが、自分でも小さかったらやりそうだとか思ったりして。親とかは呼んだりしたんですがね。

ごめんなさいという子に無邪気さを感じるとともに、言い出しの子が友達を連れてくるのに「うちで金魚すくいしよう」と言ったという、その天然らしい虚言癖は怖くもなりました。
あんまりすっきりしない話ですいませんね。自分でもモヤモヤしてるもんで。


もひとつ。
最近、気になるアニメというと「ハチミツとクローバー」。

登場人物全員が片思いという作り込んだ設定は面白いかと思って見始めたんですが。
なんか切ないですね。見終わったあとに感傷的になるのは、それはそれで作品のパワーでしょうが、ちょいつらいです。
始まって少ししてブランクがありまして、ストーリーも実はよくわかっていません。設定ほどには作為的ではないようですけど、基本一話完結だよね。
で、コミックスに手を出そうかを今、考えているところです。

自分、「月下の一群」(大学モノで大学作じゃないほう)の世代ですから。だから惹かれるんでしょうか web拍手 by FC2

  1. 2005/06/16(木) 01:07:28|
  2. diary|
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若さとバカさを乗り越えて

4334780628中年以後
曽野 綾子

光文社 2000-12
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成熟とはどういうことなのか?枯れるわけではなく、少年の心を持ち続けるわけでもない生き方とは…。そんなことを考えるのは……年齢?

日本では「女房と畳は新しいほうがいい」などと言ったり、初物を有り難がる風潮があって、成熟しにくい社会なのか?などと考えたが、この本を読んで多少考えが変わった。成熟した態度はある程度の曖昧さを伴うので、見えにくいのだ、と。

事情が深く見えてくることで、価値判断の体系は狂わされ、一概にいい悪いとは言えなくなる。その曖昧さが「中年の燻し銀の豪華さ」だと著者はいうが、それでは言葉を尽くさないと物事を伝えられない。そんな時間はなかなか持てない。
その上、その曖昧さを嫌うからか、簡単に白黒をつけたがる人はいるし、マスコミも善玉、悪玉を決めたがる。それは単純で深みに欠ける見方。

だから若いうちは見えてこないのだ。
「総じて年を取るに従って、人間は重層的に、表から裏から斜めから、ものごとを見られるようになる。それが年と共に開発された才能である。この才能はかなり遅れて開花し、かなり年取ってもまだ延びる芽であろう。」(「憎しみも人を救う」)

成熟ということだけでなく、若者には若者の、中年には中年の良さがあるはずで、いくつになっても青春などと言いたくはない。そんななかで、タイムリーに出会えた一冊。
いい歳の取り方をするために男女問わずお薦めします
★★★★★
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  1. 2005/06/01(水) 00:46:30|
  2. books & writing|
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