とにもかくにも始まってしまった裁判員制度。そもそもこの制度は、新自由主義(
『新版 悪夢のサイクル』を読んでからちょっとここらへん敏感になってますが)の影響で最後は憲法改正までにらんでの布石との発言もあるようですが、その辺はおいおい読み込むとして、一体どういう制度なのかだけでも確認してみましょうという自分のための一冊。
親しみやすい絵柄は『大使閣下の料理人』の
かわすみひろし。
そして原作は『家栽の人』の
毛利甚八。
ま、マンガとしては、今回は顔見せのような感じでしょうか。
主人公は女性裁判官(判事補)・勇樹美知子。周囲には、彼女をライバル視する右陪席・光浦忍。二人をまとめる山崎裁判長。事務官や検事、弁護士、バーのマスターまで、すべての人物を描くのは無理としてもそれぞれにドラマを感じさせてくれます。長く続いてエピソードが増えればいいなと思います。
遺体、凶器を見て、被害者、被告人とあって、刑務所送りや死刑を宣告しても日給1万円。
なにも知らずに人は裁けません。
☆☆☆☆−
目次
1号法廷◎ワケアリ裁判官の事情
2号法廷◎裁判員惨状!
3号法廷◎裁判員にならないには…
4号法廷◎これが裁判員裁判!
5号法廷◎動かぬ証拠!
6号法廷◎最後の望み
7号法廷◎語られぬ真相
8号法廷◎命運は裁判員に!
9号法廷◎法に願いを…
10号法廷◎人生の一歩
11号法廷◎勇樹の真意
各話の間に「特別付録/知ってビックリ!? 裁判員制度」10回分収録
個人的には量刑の採決が独特で興味深かったですね。
余談なので、詳しくは以下に
・・・more・・・
- 2009/07/03(金) 01:18:05|
- comics|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
Vol.15と16の感想をすっ飛ばしてしまいました。気がつけば17巻です。
そしてこの巻の表紙には…アルファロメオ〜?
しかぁし!この巻のマンガ最終頁でいきなり5年後衝撃の発言が
「でも……おまえ それでエラン手放したんだろ?」そうなのです。あとがきにもあるとおり、原因はTFCC障害と引っ越しによる金銭問題らしいのですが、この頁はないですよ。
この作品は事実と違うとかの指摘をネットで受けていたことはありますが、事実を基にしたフィクションとして愉しんでいた人間には、事実かどうかは大した問題ではないんです。
ただエラン購入から始まった作品だけに、エランを手放したというのは一大事。その大事をノブローあたりから聞くならまだしも、初登場のキャラから聞きたくありません!
納得して描けないなら、作劇上、時間を停めて一旦過去に行くのだってアリでしょう。
クルマ趣味の面白さもさることながら、ここ数巻は家庭とオタク趣味の両立という点でも興味深く、この巻でもマモンの6輪生活(後述)などが描かれたり、と展開を見守っていたのになぁ…。
まさか、まさかです。
ツッパってられない作者にあえて言います、甘ち〜と。(ちょっと『とらドラ!』入ってます)
☆☆☆−−
CONTENTS
第161話 『脅威! 現実ビーム』
第162話 『バルコニーと妄想とわんこミラー』
第163話 『事情色々至上の試乗』
第164話 『不定愁訴条件付き勝訴オークション勝利(早口ことば)』
第165話 『あらかじめ失われた我が恋心』
第166話 『車庫入れ下手は女子ウケ悪い』
第167話 『セルフスタンドに行く前には必ず練習しときましょう』
第168話 『おまえには似合わん』
第169話 『やっぱり少しはいじってみたい、それが人情案の定』
第170話 『道は誰に訊く?』
ちなみに6輪生活とは?
4輪車趣味を少し家族向けにシフトした分オートバイや自転車といったオトーサンの個人的乗り物に贅を尽くすという考えな!
本文99頁マモンは家族のためにロードスターを手放してレガシィに乗り替え、6輪生活ということでドゥカティを手に入れたようです。
くぅ〜、金持ちぃ!
- 2009/06/26(金) 01:26:14|
- comics|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
懐かしいタッチのレトロフューチャー冒険譚。
帯にある「谷口ジロー、絶賛!」てのが気になって手に取りました。
「マンガという魔法で、ジュール・ヴェルヌの"
冒険者たち"を復活させた」とあります。ヴェルヌ好きなんですよね。
たしかにデザインやアイデアは今風というより戦後の冒険マンガのようで、ぶっちゃければ同人誌にありそうな…。ただ、盛り込まれたオリジナリティはヴェルヌっぽいといえるかも。
ただ詰め込まれた内容と頁数(ほぼ30頁前後)のバランスが悪いのか、それとも語りか構成に難があるのか、読みにくさも感じます。クセってんですかね。
見せ方とかで、もっと面白くなるはずと思ってしまいます。残念…。
☆☆☆−−
いっそヴェルヌのコミカライズをしてみるというのはどうでしょう?
ところで、最近、帯に推薦文が載ったりしますが、寡作な人や新人はきちんと巻末に解説なり推薦文を載せて欲しいと思うのですが、ダメですかね?
収録作と簡単な内容を以下に。
ブラッディー・マンデー(砂漠の灯台に飛行機を絡めとられた男が二人)
おもちゃのマーチ(バビロン国のソアラは徴兵されロボット兵団と戦う)
悪魔の楽園(アンドレイの不時着した孤島には歌う蝶や足の付いた魚が…)
北京2079(老虎は絵の中の麗花と過去を繰り返す)
バイキング・エリクソン一家(エリクソン一家は軍の最新艦を奪ってパロマへ)
黒い山岳(ロイドは黄金を求めて辿り着いた山の麓には心を進化させた種族がいた)
グルマン大戦争(長兄と次兄は国を分けて争っているなか現れた商人は…)
世界の果てを見た男(世界の果てを目指した探検家の息子は父を探す旅に出る)
- 2009/06/25(木) 23:20:20|
- comics|
-
トラックバック:0|
-
コメント:4
少し前に読んだ
イタリア編の前に書かれた「冒険紀行」第一弾。ハワイ編。それ行け突撃・体験モノという体裁は同じ。
クリスピー・クリーム・ドーナツもウォーター・マッサージも日本に入ってきているけど、ハワイに個人所有の島があって昔ながらの生活を守っているらしいとかは初耳でした。
この島のちょっと複雑な事情はマンガ部分だけでは分かりにくいのですが、トニーの説明と補いながら理解していけました。
イタリアほど意外ではないのは、ハワイが日本と同じく島国文化だからなのでしょうか。
それともアメリカの属州だから?
目からウロコが落ちる数の少なさでちょっとマイナス。
☆☆☆☆−
やっぱり長いので目次は以下に。
・・・more・・・
- 2009/06/19(金) 00:58:23|
- comics|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
アキバの悲劇から1年が経ちました。どこにでもいそうな若者がどこで一線を越えてしまうのか、誰もが落ちる可能性のある穴に落ちただけなのか、考察は進まず対応はさっぱりな感じです。
とりあえず合掌。
アキバにもずいぶんと行っていないような…。一昨年の夏以来?
生活が変わったような変わらないような。
それはそれとしてのマンガ・チェック!いつもと同じく発売日は
携帯サイトを見てください。
・
「THE 美味しん本」雁屋 哲/花咲 アキラ,小学館 コミックス単行本
雁屋 哲には「美味しんぼ塾」というエッセイが二冊あるのですが、花咲 アキラが参加しているなら二冊をまとめたものではないはず。さて?
・
「マンガ家田中K一がゆく!」田中 圭一,角川書店発行/角川グループパブリッシング発売 単行本コミックス
「サラリーマン田中K一がゆく!」の続編…だと思います。
・
「アスカ@未来系」(1)島本 和彦,小学館 サンデーGXコミックス
久々のSFもので学園もの。「吼えろペン」イメージからうまく抜け出せるか。
・
「そこはいきどまりだよ。」(上・下(仮))しりあがり 寿,エンターブレイン ビームコミックス
作者が「描いてて自分でよくわからない」(→
ブログ参照)作品。暗め?
・
「海獣の子供」(4)五十嵐 大介,小学館 IKKI COMIX
今年度、第38回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。ちょっと食指は動くがなかなかその気になりません。
・
「少女自転車解放区(仮)」村田 蓮爾 他,ワニマガジン社
画集・設定資料集とあります。ほぼ同時に出る「ヘッドフォン少女画報」のような企画ものかと思うのですが。「自転車」ってのがちょい気になってます。
■ともだち連絡
畑ペンさん、「絶対可憐チルドレン」(17)椎名 高志、17日発売です。
■読んでるシリーズで
・
「百鬼夜行抄(18),今 市子,朝日新聞出版 眠れぬ夜の奇妙な話コミックス
・
「マップス ネクストシート(7),長谷川 裕一,ソフトバンククリエイティブ
・
「神様ドォルズ」(5)やまむら はじめ,小学館 サンデーGXコミックス
・
「もやしもん」(8)石川 雅之,講談社 イブニングKC
・
「もっけ」(9)熊倉 隆敏,講談社 アフタヌーンKC
・
「スコペロ」(2)カサハラ テツロー,メディアファクトリー
・
「MAGI×ES 魔法小路の少年少女」(3完)竹本 泉,メディアファクトリー
■他
5月発売予定だった「水島新司野球傑作選1 くそ暑い夏」は7月発売に移動しているようです。やはり夏向け?
- 2009/06/10(水) 07:33:28|
- comics|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
2巻感想をアップするのを跳ばしてしまいましたが、これで最終巻です。
で、学園祭での上映を1回分で片付けて、すぐに新章突入。
ロスのアニメ・フェスを見学して帰国した3人の前に現れたのは、芸術至上主義者・狩生派。
ただねぇ。もったいないんだなぁ、5回分(実質3回半)で終わらせるのは…。
テンポ優先なのはわかるけど、アニメーションの面白さにマンガのストーリーを加えるのならば、レトはもう少し深く追求してほしかったと思います。ノンストップ・アクションてのも疲れるしね。
その点では2巻のヤスキチとノンタの夏祭りでのエピソードとか、地味だけど3人組になるまでの大事な過程になってます。
やっぱメリハリだよ。
小言は言ったが、それでも最高!
☆☆☆☆☆
CONTENTS
frame13 空色スクールフェスティバル
ヤスキチ先生のアニメチャレンジ
frame14 空色ワイルドエイジ
frame15 空色スパイガールズ
frame16 空色クリエイターズ
ヤスキチ先生のアニメチャレンジ
frame17 空色コラボレーション
ヤスキチ先生のアニメチャレンジ
frame18 空色トゥービーコンテニュード
おまけとして、少しネットで見られるアニメとか。
・・・more・・・
- 2009/05/30(土) 02:02:15|
- comics|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
焔燃(ホノオ モユル:主人公)の大作家芸大ライフは続く。
今回、憧れのトンコさん(先輩)と夜まで二人で――。
二人に何があったのか?
…十代後半で焔クンったらカマトトやからなぁ…。
『めぞん一刻』も「ギャグ少なめ!?」とか言ってるし。
まあ『スピリッツ』は青年誌のはしりだったと思うから無理もないかも知らんが。
妄想くらいはするはずでしょうに…。
と、本編はまずまず好調なんですが、2巻まで来て気付いたことを。
単行本的には1巻2巻なんですが、表紙や背をよく見ると「.1」と「.2」で表記されてます。
これは、1(一人前)より下というか小さいと言う意味で小数点を付けたのでは?
想像ですが。
とりあえず、芸大の中では他の才能に押されっぱなしで影薄いのが主役として残念。
☆☆☆☆−
収録は第7章から第12章まで。
- 2009/05/25(月) 00:39:48|
- comics|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0
金銭から世の中をルポするマンガもこの巻で終了…なんですが、どうやらルポ・マンガでは納得できなかったようで、心の問題に移動して終わります。
「一生働かなくてもいいお金が手に入ったら何をしますか?」という質問に作者は戸惑ったそうですが、「一生働かなくてもいいお金」は「永遠の命」と同じような架空問題ではないでしょうか。
庶民が一生で稼ぐお金の何十何百倍もを稼いだはずの人が、金に困って詐欺をはたらく事件がありました。ま、そこまでの無駄遣いは考えていないようですが、感覚は麻痺していくものだし、麻痺する前に自分の人生の意義を見つけられなければ、やはり破綻するとは思います。
結末は作者なりの答えだと思うのですが、ここまで巻を重ねてきた割には、あっけないように思います。連載疲れ?
債務の一本化あたり(参巻)は時代の先端でしたね。今の現実はその先をいってますが。
世に言う百年に一度の不景気のなか思うのですが、ヒトが作り出したシステムの中で「お金」は使いこなせないシステムの最たるものではないでしょうか。
なんとか首に鈴を付けようとする考えもありますが、制御しなくてもいいと考える人も多く…まあそこら辺は今、読んでいる本なのでその感想のときに。
利子を取らないイスラム銀行や、一時乱立した地域通貨などもレポートしてほしかったのですが…。
☆☆☆☆−
第六拾参話 続々・死者の値段
第六拾四話 ホストクラブの値段
第六拾伍話 続・ホストクラブの値段
第六拾六話 続々・ホストクラブの値段
第六拾七話 続々々・ホストクラブの値段
第六拾八話 快楽の値段
第六拾九話 続・快楽の値段
第七拾話 続々・快楽の値段
第七拾壱話 人生の値段
第七拾弐話 続・人生の値段
第七拾参話 続々・人生の値段
最終話 心の値段
あとがき
「ZENなるものにIをつないで」などという駄文は以下。
・・・more・・・
- 2009/05/16(土) 23:35:46|
- comics|
-
トラックバック:0|
-
コメント:0