* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『天地明察』暦を作って暦を語らず

天地明察天地明察
冲方丁

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2010年本屋大賞受賞作。
江戸時代前期の天文学者・渋川春海が日本独自の暦を作り上げるドラマ。
分厚いんですけど、すいすいと読めるのはラノベ作家だからでしょうか。

とにかく、暦という地味なものを扱って、ここまで読ませるところはなかなか。

まあ難しいところを省略してるから、というのはあります。
数学の問題を提示して、解法を詳述せず答えだけ示す手法。

暦にしても、「モノを使い始めるのにいい日」など運勢を示すいわゆる暦注の部分と日蝕や月蝕などの天体の運行が混ざっているのがこの本でいう暦の感覚ではないでしょうか。

さらに江戸庶民には月の満ち欠けを示す太陰暦が普及しているはず。これは一ヶ月が29日か30日です。単純に一年365日とすると大の月(30日の月)が12あっても5日余ります。
たまに閏月といって一月まるごと増えたりするそうな…。
この様々な暦の感覚が練れていないように思えます。

主人公も学者肌だったのが、終盤のお手紙作戦で急に社交上手になったのも、やや唐突な印象。年齢を重ねてとかあるかもしれませんが…。

面白いが、寄せがあまいかな。
☆☆☆☆-

個人的には、郷土かるたに登場する関孝和の活躍が嬉しい。

目次
★序 章
★第一章 一瞥即解
★第二章 算法勝負
★第三章 北極出地
★第四章 授時暦
★第五章 改暦請願
★第六章 天地明察

主要参考文献


以下、余談。ネタバレも含みます。
・・・more・・・
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  1. 2010/10/25(月) 23:36:40|
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OVAなら実現可能?


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2巻の解説で鏡明氏が書いてます。「SFで、アクションもので、カジノのバクチがメイン」と、そーゆー話です。でも、それほど盛り沢山というか、詰め込んだ感じもしないのはセンス?!ワイドスクリーンバロックは好きなんですが、そういう絢爛豪華さよりモノトーンな世界。シックといえばシック、地味とも。
1巻を読んだときには寓話のような言葉遊びを感じましたが、SFだったりバクチものだったり、コロコロと印象が変わります。まあ3冊あるなら、それもいいんじゃないか、と。


作者の誕生日に対する思い入れというか自意識ってのがルーレットで出てますかね。
これも嫌う人は嫌うかな。そんなの10年早いわ!とかね。

(ちょっと気になったのがホイール・オブ・フォーチュンとルーレットを混同しているような…。ホイール・オブ・フォーチュンは輪が縦でルーレットは水平のはず。運命の輪というとかっこいいけど、似ていても別ものですから)

読者を選ぶとは思いますが、私はけっこう好きです。
★★★★-
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  1. 2005/12/11(日) 11:47:15|
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バロットとウフコックの「イケナイ」オ・ア・ソ・ビ

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えー、タイトルはちょっとした引用です。11月のCOMITIAで探してみると、どっかの同人誌で見つけられるかも?!余談はさておき。


バロット(BALOT):殻に閉ざされた少女。高度な電子干渉能力を得る。
ウフコック(OEUFCOQUE):煮え切らないネズミ。万能兵器。

これは思いっきり簡潔にいうと、ウフコックの力を借りたバロットの復讐劇でしょうか。
アクションものですが、言葉遊びも交えてます

balot:雛料理といってますが、半分ふ化したアヒル(ニワトリのところも)のゆで卵。

oeuf coque:半熟卵はoeuf a` la coque[仏]というらしいが(oeufは卵、coqueは殻)そこらからでしょうか。どんな物体にでも変身可能で"反転変身"することを"ターンオーバー"とルビを振っていますがこれも卵料理の名前ですね。

バロット側のもう一人の登場人物、ドクター・イースターはもちろん easter egg からでしょう。

すいすい読めるので、最後まで読んでから感想を書くことにします。
後半、ギャンブルものになるという噂も…。


調べてみると、作者と誕生日が同じでした。
感覚的に近いものがあるかどうかはわかりませんが、ちょいと期待しつつ。 web拍手 by FC2

  1. 2005/10/31(月) 22:31:19|
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