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「満月のわらい」立川志の輔,ぴあ
あまりよく見ないで借りたら、狂言とのコラボレーション「満月の會」(2004年)の記録…というより副読本でした。まだ狂言は遠いよなぁ、とざっと読み倒し。「空間探し」のあたりは普通に面白かったんですが。

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「ゲド戦記 3 さいはての島へ」アーシュラ・K.
ル・グウィン/清水真砂子,岩波書店
実は未読でした。っていうか、ハイファンタジー苦手なんだってば。映画原作のとこだけ読もうかなと思ってたら、4巻部分も入るとのことでちょっと肩すかし。で、4巻を読んでるところ。なんかね。世界がおかしくなってるという舞台背景に共感できる現在ですが、現実はお話のように解決されないという欲求不満を、映画はどうにかしてくれるのか?見る予定もないけど。

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「あのころの未来―星新一の預言」最相葉月,新潮社
あのころの未来、てのは今。預言というより、自分のエッセイに星新一でハクをつけた感じ。星さんならカバーできないとこなんかなさそうだから、これは卑怯では?!装画・挿画のフジモトマサルはよかったが…。
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- 2006/08/13(日) 23:54:07|
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「だくだく」「粗忽長屋」「バールのようなもの」「文七元結」「井戸の茶碗」の採録の後、志の輔、天野対談がそれぞれにちなむ形で行われるという…。
面白いです。この二人が登場して面白くならないわけがない。
でも、ライブなんですよね、それが勿体ない。落語は読むものじゃないですから。
ま、何度か見聞きした人なら多少マシなんですがね。
だから、落語を聴いたことのない人には勧めません。
そこだけは欠点でしょうか。
パルコ公演のチケットが取れなかった人にも
★★★★-
ところで「文七元結」というと
CD「立川談春“20年目の収穫祭”」に収録されています。弱いところを突かれました。泣けました。
立川流、この人を忘れちゃいけません。
- 2006/01/12(木) 22:18:06|
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落語のまくらに旅報告というのをしてるという志の輔さん。
その部分を抜き出して収録したのが本書。
単純に旅行の土産話として面白いです。落語を聞いたことのない人でも楽しめるはず。
インドのタクシーはすごいねぇ。志の輔さんとマネージャーさんが後ろに乗り込んだのだけど、エンジンがかからない。運転手は振り返って「ノープロブレム、ノープロブレム」ってエンジンがかからないのは問題じゃないのか!で、10分くらいでようやくエンジンがかかる。キーを回して何十回目かでやっとエンジンがかかったくせに、得意そうに後ろを振り返って「ラッキー」。大笑いです。
ガッテンしていただけましたか?
キューバからメキシコ(春風亭昇太さんと一緒)まで、間に日本各地なども混ぜつつ
★★★★★
- 2005/02/18(金) 23:51:33|
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