* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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「悪と不純の楽しさ」とりあえず抱え込む一冊

悪と不純の楽しさ・「悪と不純の楽しさ」曽野綾子
 WAC BUNKO(ワック) 2007-05
売り上げランキング : 101001
おすすめ平均

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WAC BUNKO といいますが、新書サイズです。で、内容は'94年刊行の同タイトルの再録。
再録といっても色褪せることもなく、今でも充分、通用する内容です。

ひとつには性悪説の立場にいる著者が(それはカトリックであるということと同じだが)目を引くくらいに世の中に性善説がはびこっているからかも知れません。

更には、著者が世界を飛び回って見聞きしたことは、あまり報道されない分野であるということも…。

実は、上の二つは同じ根っ子なのかなとも思います。性善説の立場だといろいろと手を抜けますしね。手を抜いていてほしいという人たちと、「楽」ということこそ生活が進歩することだと刷り込まれた人たちがいて、報道もまた世間の枠にはまっているということでしょう。誰かの意図ではなく、日本人の性癖かもしれませんがね。

世界の視点から見ると、寺山修司の発言も「思い上がり」に取られかねないというのは面白いと…思えますか?
人を判断する試金石になり得る一冊でしょうか。
☆☆☆☆-

『キリスト教では、愛は、心から自然に愛することができる場合ではなく、むしろ意志によって、「愛していればそうするであるような行動を取ること」を言う』(P.217)
という言葉にちょっと感動しつつ、でもキリスト教の激しさが世界を蹂躙したこともあるよなぁとも思ったり。

思ったより、長くなったので目次は以下で。

・・・more・・・
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  1. 2007/07/05(木) 23:33:30|
  2. books & writing|
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若さとバカさを乗り越えて

4334780628中年以後
曽野 綾子

光文社 2000-12
売り上げランキング : 44,271
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成熟とはどういうことなのか?枯れるわけではなく、少年の心を持ち続けるわけでもない生き方とは…。そんなことを考えるのは……年齢?

日本では「女房と畳は新しいほうがいい」などと言ったり、初物を有り難がる風潮があって、成熟しにくい社会なのか?などと考えたが、この本を読んで多少考えが変わった。成熟した態度はある程度の曖昧さを伴うので、見えにくいのだ、と。

事情が深く見えてくることで、価値判断の体系は狂わされ、一概にいい悪いとは言えなくなる。その曖昧さが「中年の燻し銀の豪華さ」だと著者はいうが、それでは言葉を尽くさないと物事を伝えられない。そんな時間はなかなか持てない。
その上、その曖昧さを嫌うからか、簡単に白黒をつけたがる人はいるし、マスコミも善玉、悪玉を決めたがる。それは単純で深みに欠ける見方。

だから若いうちは見えてこないのだ。
「総じて年を取るに従って、人間は重層的に、表から裏から斜めから、ものごとを見られるようになる。それが年と共に開発された才能である。この才能はかなり遅れて開花し、かなり年取ってもまだ延びる芽であろう。」(「憎しみも人を救う」)

成熟ということだけでなく、若者には若者の、中年には中年の良さがあるはずで、いくつになっても青春などと言いたくはない。そんななかで、タイムリーに出会えた一冊。
いい歳の取り方をするために男女問わずお薦めします
★★★★★
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  1. 2005/06/01(水) 00:46:30|
  2. books & writing|
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  4. コメント:0

  

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