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・「ネムルバカ」
石黒正数 リュウコミックス(徳間書店)2008-03-19
売り上げランキング :
おすすめ平均
Amazonで詳しく見る大学の女子寮で同室の<先輩>鯨井ルカ&<後輩>入巣柚実。バンド活動に打ち込む先輩は、いつも金欠ピーピー状態。これといって打ち込むもののない後輩はバイトの日々…。ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする<大学生>という不思議な時間――。(裏表紙より)
大きな盛り上がりがあるわけでもなく、淡々と話が進みます。
主人公たちと同じ大学生には読みにくいかも。むしろ、そこを過ぎてしまった世代のほうが懐かしくて楽しめるかもしれません。
ちょっと独特の雰囲気で、でもこれはこれで好きです。
☆☆☆☆-
CONTENTS
第1話『ネムルバカ』
第2話『バカショージキ』
第3話『ジキューセン』
第4話『センニチテ』
第5話『チテイジン』
第6話『ジンゾウニンゲン』
第7話『ゲンキデネ』
タイトルが二文字尻取りでつながってますね。で、最後『ゲンキデネ』も『ネムルバカ』の「ネ」につながる、と目次頁で示してます。
いけね。番外篇、見逃してる。
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- 2008/06/19(木) 01:00:43|
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初出は'03年~'07年。以前に出た少年画報社の短編と重なる時期のものもありますが、比較的新しいものです。
表題作は「それでも町は廻っている」の企画段階に描かれたもので、微妙に設定が違います。嵐山歩鳥と紺先輩は登場。
ビミョーな違いをお楽しみください。
「それ町」ファン必読!
☆☆☆☆-
CONTENTS(と少々)
『探偵綺譚』(プレ歩鳥ワールド)
『スイッチ』(爆弾保持者が転校してきた)
『14歳 性の相談室』(鯨井、ノーブラ?)
『気の抜けたビールで…』(ハードボイルド志願)
『カラクリ』(不登校の主人公にカラクリのじーちゃん)
『血の連判状』(一揆いっとく?)
『スペースレンジャー・ゴーファイブ』(悪の秘密結社の「3倍作戦」!)
『修学旅行』(あれこれ反転?)
『薄暗い穴の底から』(穴に落ちた二人は?)
『南国ピクシー』(想像のスロットマンガ)
『南国番町』(スロット番町がぁああぁ…)
あとがき&自作品解説
未発表ラクガキ集
- 2008/02/10(日) 19:02:21|
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・「Present for me
石黒正数短編集」
石黒正数 ヤングキングコミックス(少年画報社) 2007-08-03
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おすすめ平均
Amazonで詳しく見る「それ町」3巻と同時発売の初期短編集。初出は'00年から'04年。
こんなのも描いてたんだと新たな発見。
作者は、読切りより続きものが向いてると思いますが、それぞれの作品が連載になったらまた面白いだろうなと思わせます。
クセのない絵柄は読み易い反面、短編にはちょっとつらいかも。
☆☆☆☆-
「ススメ サイキック少年団」
SFコメディ。超能力少年少女のかけ合いはさすが、いいノリ。
「Present for me」
荒廃した地球でのロボットと人類の子の出会い。ショートショート風。
「なげなわマン」
リストラされたおっさんがなげなわマンとして復活する!
「カウントダウン」
「人類滅亡」がテーマのショートフィルム大賞を狙う放送部。
「バーバラ」
一人前の魔女になるために人間の世界で修行するのは聞く話ですが…。
「泰造のヘルメット」
ヘルメットもの畳み込みコント。
「ヒーロー」
デビュー作。青春の焦りと苛立ちが学生作品っぽ。
「石黒WORK'Sクロニクル」
各話自註。
- 2007/08/22(水) 23:58:02|
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・「それでも町は廻っている」(3)
石黒正数 ヤングキングコミックス(少年画報社)2007-08-03
売り上げランキング :
おすすめ平均
Amazonで詳しく見る今、イチ押しの女子高生ドジメイド・コメディ。
新キャラも適度に登場。
なんかね、暑くて、うだってるんで、こーゆーホヨヨ~ンとしたのがいいです。
いいじゃん、日常コメディで!
ところで、ひとつ引っ掛かり。
P.107の歩鳥のセリフ
「よかった 行方不明の子供はいなかったんだ」(と遠い目をしながら)
てのは、元ネタなんでしたっけ?
SM、もといCMだったような…。ご存知の方、よろしくね!
変わらず好調!手堅く笑えます。
☆☆☆☆☆
もくじとかは以下。
・・・more・・・
- 2007/08/22(水) 23:15:32|
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![月刊 COMICリュウ 2007年 06月号 [雑誌]](http://ec1.images-amazon.com/images/I/31itZ1Q+n9L.jpg)
月刊 COMIC リュウ 2007年 06月号 [雑誌]
徳間書店 2007-04-19
Amazonで詳しく見るすっかり買うのを忘れてました。
そのまま跳ばそうかと思ったりもしましたが、表紙を見たら気が変わりました。
その前に、いつもの気になるマンガだと…
安永航一郎「青空にとおく酒浸り」が今回だけ「君がスキだと酒浸り」に変更。情報伝送の回ですが、流行りを意識して百合的展開…?。
石黒正数「ネムルバカ」も第3弾でようやく名前が発表。センパイが「くじらい るか」、コウハイが「いりす ゆみ」ですと。話はだらだらとゆるい感じで、もっと制約が多いほうが冴えてくるんじゃないの、とか思ったり…。
で、今回の注目。
一瞬「レモンピープル」かと疑うような表紙を描いてる、
高屋良樹(
ちみもりを)。
なんでも「冥王計画ゼオライマー」最終章を3ヶ月連続掲載するそうです。
懐かしいには懐かしいのですが、鉄神帝国の雑魚ロボとか…何年前のセンスだ!?
ゾアノイドばっか描いてるから…。
この雑誌の編集方針として、主力は、おじさん世代に名前が知られているクラスのマンガ家さんで固めているようです。自分あたり、ずばりターゲットにされている感じですが、そう簡単にはひっかからないぞ、と。(ホントかな?!)
そこそこ名前が売れていて無難に面白いけれど、絶対注目というほど引っ張るマンガは少ないようにも感じます。
そこそこ名前が売れていて無難ではあるけれど、絶対注目というほど引っ張るマンガが少ないようにも感じます。
そんななか、読切りの「サクラの神様」(
中前英彦)は、出会い系サイトのサクラというなかなか面白そうな職場の話。実際、面白いけど…これじゃレポートものと変わらないでしょ。ストーリー仕立てにする意味がない。
来月も読切りで二人ほど紹介されるようですが、その中からアタリは出るのでしょうか。
最近、同人誌即売会とかに行かなくなって、博打のような新人読みができないだけに、ここでの読切りには期待してます。
なんだかんだとこれだけ書くことがあるなら充分か。
次回5月19日発売。買い…かな?
- 2007/04/26(木) 23:55:59|
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今年は、まあまあ、よい年でしたね。
年末、仕事が忙しくなってきてあまり記事を書けませんでしたが、まぁしゃーない。
本については新刊とかを追いかけてないので、特にコメントはしません。
★★★★★とかで検索してみてください。
メジャー路線に手を出したりもしましたが、やはりメジャーだからという理由ではいけませんね。来年はレビューとかでひっかかったのなどをクロスチェックしたりとか、やや堅くいこうかなと…。
■今年注目のマンガ家さん&マンガ。
あんまり並べてもどうかと思うので、とりあえず3名!
・
笠辺哲「バニーズ」「フライングガール」
「バニーズ」は昨年末の刊行でしたけど、まあ今年に入れていいでしょう。シュールな発想の短編SF群。今月、「フライングガール」の2巻(完結編)が出たんですけど、まだ感想は書いてません。来月書くつもりです。
・
石黒正数「それでも町は廻っている」
主人公はドジメイドで女子高生で…でも上っ面の流行りモンではなく、しっかりとした演出で笑えます。
次回、COMICリュウでは「ネムルバカ」シリーズ2弾が掲載予定。どんどん描いてほしいです。
・
こうの史代「さんさん録」
重ねて言いますが、「夕凪の街 桜の国」で有名になりましたが、日常が舞台…だけどちょっと変なマンガが、この作者の持ち味なんですよ。そして「うんと苦手なものを描いてみよう」と描いたこの作品は作者の世界を間違いなく拡げたといえる…はず。
世間では「のだめ」「もやしもん」など非主流系大学マンガが人気などとも聞きますが、個人的にはこの3名でいいかな。「もやしもん」は去年からですし。
■最近の注目。
マンガ版痴漢男、最終回!ってこの時点では完結してません。31日昼頃に最終話がアップされる予定。「電車男」の次くらいに一度盛り上がってたようで、本にまとめられたし、映画化もされたし、何を今更ではありますが、秋口から気になってましたー。女性3人と主人公が男1人ってのは、黄金パターンともいえるかも。
設定はともかく見せかた(画面サイズ、更新頻度、記事のまとめかた、などなど)として、今後ネットで読ませるマンガのスタンダードになる…かな?
ま、今年はこんなところで。
来年もおつきあいのほどよろしくお願いします。
ここを覗いた方すべてに、本やマンガとのよい出会いがありますように!
- 2006/12/31(日) 03:18:24|
- diary|
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「それでも町は廻っている」(1)
石黒正数少年画報社
2006-01-27
「それでも町は廻っている」(2)
石黒正数少年画報社
2006-10-26
自分で表紙に「通称"それ町"」と書くところにひっかかって読んでなかったんですが、これ、大当たりです!
内容は女子高生コメディ。バイト先はメイド喫茶「シーサイド」。とはいえメイドは2名のみ。片方のドジメイドが主人公。
なにせジャガイモ、タマネギの二つを買い物に行くだけで、警官と交通トラブルを起こし、八百屋のオヤジとのセクハラ裁判寸前のやり取りがあったりして一話分のエピソードになってしまう(当然、買い物も間違える)。ひょうひょうと世の中を渡りつつ、通った後には死屍累々。それでも、ま、しゃーないかと思わせるところが魅力?!
そんな彼女にも、推理小説好きゆえの意外な才能が!さらにそのドジに惚れた幼馴染みと、幼馴染みに惚れた主人公の同級生(それがもう一人のメイド)の微妙な関係。
担任の数学教師もクールなようで、意外なトラウマがあったりします。
登場人物、全員がキャラ立ちまくり。いいですよ、これは!
しっかし、2巻までシーサイドという店名の謎がわかりませんでした。不覚。
★★★★★
演出センスがいいんだよなぁと思って、え~と、と過去の記憶を探る。
初期の「星里もちる」とか…センスはともかく、飛び道具とかは使わない人で…。
(いや、飛び道具自体は好きですよ)
で、思い出しました。
最近、すっかり青春映画の巨匠、矢口史靖監督。
矢口監督の「裸足のピクニック」をもっと明るくすると、こんな感じかも。
そりゃ「ひみつの花園」か?(同監督、西田尚美主演の)
- 2006/11/05(日) 20:46:09|
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