* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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「きまぐれ学問所」ホントに『きまぐれ』で選んだ一冊

きまぐれ学問所 (角川文庫)・「きまぐれ学問所」星新一
 角川文庫(角川書店)1989-06
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角川から出ている星さんのエッセイは目を通していたと思っていたが、初見。平成元年の頃はたしかに一番遠かった頃かもしれない。

内容はテーマ別に数冊を読んでの読書ノート。
古めかしくて読めないという章がないのはさすが星新一か。
過去の未来論を並べた「つぎの未来は」でさえ、20年経っても視点の変化は大きくない。社会が停滞していたとも言えるだろうが…。

個人的には「老荘の思想」がタイムリー。前の記事「ボランティアオヤジ」でも取り上げられていてちょっと気になっていたところ。Wikipediaによると「儒教のモラルに疲れた時、人々は老荘を思い出した」とある。時代なのかもしれない。ここを読んでいる人も一つくらいは知っていると思う。「上善は水のごとし」これが老子の言葉。

著者の執筆時年齢が六十歳を越えているせいか、私が歳を重ねたからか、過去に持っていた星新一イメージより人間臭く、ちょっと偏屈なところが見える。とはいえ、この時期に「星新一 一○○一話をつくった人」(最相葉月)を読まずに、この本を手に取る自分も素直ではない。これこそ文化的遺伝子かもと思い一人で悦にいる。

没後十年、いまだ存在は大きく。
☆☆☆☆-

目次

つぎの未来は
ジプシーとは
『文章読本』を読んで
凧のフランクリン
ファシスト人物伝
人生について
エスキモーとそのむこう
老荘の思想
発想法、あれこれ
李白という人
フィナーレ

あとがき
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  1. 2008/02/09(土) 20:09:54|
  2. books & writing|
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ギャンブルは人生の喜び哀しみである

絶体絶命―ギャンブル・アンソロジー・ゲーム篇絶体絶命―ギャンブル・アンソロジー・ゲーム篇
結城 信孝

早川書房 2006-04
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ギャンブル・アンソロジー第三巻。一巻が競馬篇、二巻がカジノ篇だが未読。
今回、ゲーム篇としてビリヤード、競輪、チェス、麻雀の他、煙草の銘柄当て、断食バクチ、シリウスイルカの水中レースなど何でもありの様子。

その中で、断食バクチ「四で割って」は、軽妙洒脱で落語にありそうな話。さすが星新一!

で、一押しは佐藤正午「遠くへ」。競輪ものですが、
ねえ、おじさん、あたしたちは競輪場へギャンブルをするために来てるのよね?これだと信じる車券の他に、別のを押さえるのは言ってみれば保険をかけることでしょう?一か八かのギャンブルに保険をかけるのは何だか矛盾していない?あたしの考えでは、押さえる車券が増えれば増えるほど、それはもうギャンブルとは呼べなくなるような気がするんだけれど
というセリフに感動。これだけでも充分だけど、孤高を描き、最後を締めて…佐藤正午とはこんな作家だったっけか?
「永遠の1/2」は読んでいたはずなのに、深く反省。

それはそれとして、無理を言えば「パチンコ必勝原理」(筒井康隆,角川文庫「にぎやかな未来」所収)は入れて欲しかったなぁ。

そして、どんどんずれていくが、こんな文章を書くときのBGMは、所ジョージのデビュー曲「ギャンブル狂騒曲」(古っ!)で、どうかね?

アンソロジーなので★はパス。 web拍手 by FC2

  1. 2006/05/28(日) 23:54:24|
  2. books & writing|
  3. トラックバック:1|
  4. コメント:0

  

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