* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『完全版・本朝奇談 天狗童子』すべてを書いてぼやけることもあり…

完全版・本朝奇談(にほんふしぎばなし)天狗童子完全版・本朝奇談(にほんふしぎばなし)天狗童子
佐藤さとる

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二度目の紹介となります(→過去記事参照)。完全版とあるのは終章が足されているからですが、結末が異なるわけではありません。著者はあとがきでは完全版と書かずに軽装版と書いています。分量で言えば(あとがきに倣って原本と軽装版で言うと)原本で2頁にあたる部分を軽装版・終章では28頁分書かれています。といっても全体の頁数が異なりますので比率でいうと、全体の0.65%が8.07%に増量されています。

で、通して読み直すということをしないで、終章を中心に読み足した感想なのですが…
終章は「天狗童子」としての活躍はほとんどなく、この章を加えると物語としてはやや間延びするかな、と。ファンタジー作品としてなら原本の方がまとまっているのではないでしょうか。

ディレクターズ・カットのようなものかと思います。
これは映画『ブレードランナー』が有名ですが、公開されたものを見た後で出されても、なかなか初見のようには評価できません。

どちらか?と言われれば原本と思いますが、終章があるのなら読みたいのもファン心理。
むずかしい問題です。
(で、星は省略)

ちなみに画は村上豊。この本(原本)で2007年に赤い鳥さし絵賞を受賞。

もくじ
 はじめに
第一章 おれはカラス天狗
第二章 焼けこげのカラス蓑
第三章 九郎丸大山へ
第四章 城山の一日
第五章 これはただごとではない
第六章 否含山にきた客
第七章 与平の受けたお裁き
第八章 もう一つの『お家騒動』
第九章 九郎丸と茶阿弥
第十章 不意狐院さま
第十一章 北の寺から南の寺へ
第十二章 いって帰ってきた
終 章 それから……
 あとがき

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  1. 2009/04/19(日) 00:05:28|
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こんな企画モノがあったとは

神秘島物語 痛快世界の冒険文学 (5)・「神秘島物語 痛快世界の冒険文学(5)」
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著者が2名ありますが、原作がヴェルヌ、今回ダイジェストを担当したのが佐藤さとる氏ということのようです。
ダイジェストといっても四分の一近くに縮めた(四分の一削るのではなく)ようです。この作業の出来によってはまったく別の作品になることも考えられますし、佐藤作品といって過言ではないでしょう。

物語の舞台は絶海の無人島。大きさは大体、日本の佐渡島くらい。
サバイバルものですが、特徴は持ち込みの少なさと成果の大きさのようです。
当初、持ち込んだものは着衣を除き、マッチ1本、小麦1粒、懐中時計2つ、犬の首輪だけ。
そこから材料の現地調達はあるもののレンガ、ガラス、鉄、硫酸、ニトログリセリンまで出来てしまうのだから並みのサバイバルではありません。ここまでが第一部。
更に二部、三部と続きます。これ以上は触れませんが。

三部構成とともに実は三部作のひとつで、「グラント船長の子供たち」(1867~1868年)、「海底二万里(1970年)と兄弟作品らしい(解説より)。ちなみに本書は1874~1875年刊行です。この2作とも多分読んでいないのですが(小学生の頃、もしかすると読んだかも)今回、順番に読んだほうが楽しめるのではと思うところもいくつかあります。

それに加え、やはり枚数制限で物足りないところは否めないのが残念。
四分の一とは削りすぎでしょ。

小中学生向けかなと思うので★評価はやめておきます。
その年代に感想を聞きたいですね。
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  1. 2006/12/07(木) 23:39:05|
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否含山から大山へ鎌倉へ

天狗童子―本朝奇談(にほんふしぎばなし)・「天狗童子本朝奇談(にほんふしぎばなし)」
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否含山の与平に預けられた九郎丸はカラス天狗で、そして?!

「コロボックルの」と言われることが多いだろう作者の、歴史ファンタジー。
時代ものは「きつね三吉」などありますが、伊勢宗瑞(北条早雲)、三浦道寸の名前も出てきて、ここまで具体的な歴史を背景にするのはなかったはずです。

でもそれで堅苦しくなるのではなく、
カラス天狗に変化するためのカラス蓑や不思議な作りの天狗館など小道具、大道具を散りばめてファンタジー童話の雰囲気で楽しめます。

久々の新刊に喜びつつ。
★★★★★

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  1. 2006/09/14(木) 21:23:08|
  2. books & writing|
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  4. コメント:1

  

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