* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『教養』雰囲気はなんとなく…しかし乱暴

教養教養
小松左京鹿野司高千穂遙

徳間書店 2000-11
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高千穂遙小松左京の「教養」のすさまじさを伝えんとして科学評論家の鹿野司の助力を得て挑んだ。

ただやはり一冊本というスタイルでは大上段に構えたタイトルほどには伝えられないのではないのでは?本書刊行後に始まった「小松左京マガジン」(未読:小松左京が古稀を記念して2001年1月より発行している「道楽」としての個人雑誌。2010年7月現在で第38巻まで発行)のような形のほうが向いているかとは思うが、これを基礎文献としてブログなどネットなどで引用されていかないとその凄さは伝わらないとも思う。
Amazonでも買えるようですが、内容が見えなすぎ。


内容の誤謬などもネット評では指摘されていますが、扱うテーマに対して文章量が少なすぎるのではないでしょうか。エッセンスを詰め込んだというには内容が薄く、上っ面をなでたような印象です。

SFらしさである非人間的な極大スケールでの歴史観などは懐かしくもあるのですが。
☆☆☆--

目次

まえがき――キーワードは「教養」(高千穂 遙)

第一章 生命とは何か
生命と非生命
生命の誕生
ポイントは自己複製
ウイルスの立場
性のもつ意味
生命と環境

第二章 進化とその意味
誤解された進化論
絶滅なくして進化なし
生物種の総数
地殻大変動
外部天体の影響
生命史のシミュレーション
進化に法則はあるか
進化論の隙間
種の出現
ヒトに至る道

第三章 知性と文明
コンピュータは知性をもつか
『鉄腕アトム』のおかげ
きびしい「偶像破壊」
ホモサピエンスとネアンデルタール
言語はいつはじまったか
思考が先か、言葉が先か
大脳化が社会をつくる
文明は交易からはじまる
言語と音

第四章 人工生命
生命の個性が消える
クローンより細胞銀行
スピードが増す技術の拡散
人口問題なんて大したことない
種に寿命はあるか
エマージングウイルス
SF界を守れ!

第五章 死を考える
不死へのアプローチ
自我の保存は可能か?
この宇宙は試作品?
死ぬということ
不老不死は実現するか
継ぐのは誰か
問題はジャーナリズム
戦争と平和
人類は孤独に耐えられるか
人類にはまだ宇宙がある

仮想対談……(高千穂 遙VS鹿野 司)

本文解説
本書をより理解するためのホームページ案内

あとがき(鹿野 司)
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  1. 2010/08/29(日) 00:40:30|
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『ヒルクライマー』自転車をとるのか、家族をとるのか

ヒルクライマーヒルクライマー
高千穂遙

小学館 2009-07-23
売り上げランキング : 231
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過去記事で「バイクのときは小説も書いたけど、さて自転車では?」書いたけど、ここ数年、自転車にはまってる著者の自転車小説いよいよ登場。

主人公は二人。
神音大作。四十歳で自転車に目覚め五年後の今はアマチュアトップクラス。
 東京都国立市在住のサラリーマン。
松尾礼二。十九歳。元マラソンランナーだが駅伝出場を拒否→陸上部退部→大学中退。知人の形見分けで自転車を始める。東京都府中市、中河原在住。

住んでいるところを書いたのは、自分を含めて地域住民にとっては馴染みのある地名が続出するから。
レーシングショップを持つサイクルショップ"オーバ"は高幡不動にあるようです。多摩サイ(多摩川サイクリングロード)に尾根幹線。峠はヤビツ、牧馬、大垂水、和田。
わからない人には練習コース略図も載ってますが知っていればより楽しめます、。

で、峠を書いたのは、競技がヒルクライムだから。
ローディ(ロードレーサー乗り)はいくつかのタイプに分けられます。本書で触れられてるのはヒルクライマー(山岳コースを走る)、スプリンター(わりと平坦な道を速い速度を維持して最後まで走りきる)、スピードマン(ゴールまで脚を溜めて待ち、ラスト三、四百メートルだけ全力疾走する)。ま、後者の二つは触れているだけですけど。

主人公二人の視点切替えで淡々と進むのかと思ったら、二人の間にチームメイト以上の関わりが…。
自転車乗りなら楽しめると思います。自転車に乗らなくても、自転車各部の名称も載ってますから、趣味に一途に打ち込みすぎてる人にはいいかな。それで家族を省みなければますます主人公と同じ境遇で…。

自分はダメです。多情ですから。
☆☆☆☆-

カバー挿画は寺田克也。
著者の自転車友達なのかもしれません。寺田克也の画風もわかりますが、内容とは合ってないですね。こんなに怖い人は出てきません。
イメージ的には大作のライバルであるプロ選手の高清水あたりかもしれません。
ほとんど話には絡みませんが。

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  1. 2009/09/13(日) 10:10:20|
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『自転車で痩せた人』楽しいから続けられたんですよね

自転車で痩せた人 (生活人新書)自転車で痩せた人 (生活人新書)
高千穂 遙

日本放送出版協会 2006-04
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『自転車三昧』(→過去記事参照)と順番が入れ替わってしまったけど、一応チェックしました。

「痩せる」というキーワードで自転車を始めようかと考えている人には、こっちの方がお勧めでしょうか。なんせ体重84kgが58kg弱に、体脂肪率24%から8%台へという実績が出ています。4年弱かかっていますが、実質は3年を切っているようです。まぁ、毎日2時間走る環境は通勤で使う以外には難しいかもしれませんが…(走行距離はほぼ同時間で24kmから50kmまで向上)。
自転車通勤についても書かれていますので、そこが気になるという人にもまずはこちらから。職場までの距離が遠すぎる人には「途中まで自転車通勤」という方法も紹介されています。

一時期のようにガソリン高騰ということはなくなりましたが、健康のための自転車という選択肢は健在です。

ただ『自転車三昧』の感想にも書きましたが、ママチャリを乗りやすくするために頁をもう少し割いてほしかったかな。タイヤの空気圧やハンドルとサドルの高さ調整。少しお金をかけるならペダルを交換してトゥクリップを付けるとか。自転車ごと乗り換える前に、実行できる方法はいくつかあると思います。
あと、買う際のチェックポイントなんかも欲しかったとかいうと言い過ぎですか?
(重量が大事だとしても、その他、これだけで一冊とは言わずとも一章は必要でしょうし)

中山蛙のイラストは楽しく。
☆☆☆☆-

ちなみに、著者が、人生「最後のチャンスだと思っ」て注文したロードバイクはTREKの5500。カーボンフレームで定価は46万円。これをママチャリ何十台分と考えるか、ツール・ド・フランスで走るような自転車が46万ぽっちで買えると見るかは人それぞれです。

以下、目次
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  1. 2009/03/23(月) 12:51:32|
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『自転車三昧』いろいろな自転車にそれぞれの愉しみ

自転車三昧 (生活人新書)『自転車三昧』 (生活人新書)
高千穂遙

日本放送出版協会 2008-04
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『自転車で痩せた人』(これは未読)に続く自転車エッセイ。ママチャリからポタ、ロードにピスト。あげく乗らない生活まで楽しさを伝えます。

この本でいいなと思ったのはママチャリを肯定しているところ。

不幸にして、歩道向けチャリンコとして適応してしまった自転車ではあるが、使い勝手はいい。
頑丈だし、あまり高価でもないし。
ただ、自転車として乗りやすくするためのサドル高さやタイヤの空気圧についてはもう少し頁を割いてもよかった?でもそうすると各スタイルを描くのがぶれるか…。

パパチャリ普及に向けて「環境が先か、自転車が先か」とした上で「環境」と答えてもいます。自転車が粗雑に扱われる日常環境を改善しないと、いい自転車を作っても、近所の買い物には使えないという意見です。
私も先日、乗りにくければ仕方ないということで、軽い方の自転車にスタンドをつけたところ。もたせかける適当な場所ってのはなかなかないし、駐輪場で寝かせるのもねぇ…。
環境って大事ですよね

ま、自転車本ってのはいろいろありますし、目次を眺めて、今読みたいと思うものを手に取るのがいいんじゃないかと思います。
この本は、自転車に興味を持ち始めた辺りで、どんなのに乗ろう、どう楽しもうと考えている人向けでしょうか。まったくの初心者なら『自転車で痩せた人』がいいのかな?
やっぱりそっちも読んだほうがいいか。

高千穂さん、バイクのときは小説も書いたけど、さて自転車では?
☆☆☆☆-

以下、目次
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  1. 2009/02/26(木) 01:29:11|
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