FC2ブログ




* Bettty NOTE *
本やマンガから雑談に使える話を…

震災の現場から

さんてつ: 日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録 (バンチコミックス)
吉本 浩二
新潮社 (2012-03-09)
売り上げランキング: 94,311

 2011年3月11日のことは、東日本の人は忘れていないと思います。

 私は東京にいましたが、直接の揺れとその後、家族を迎えに行ったこと、ガソリン不足で列に並んだこと、少しして拡がった放射能への不安などは、すべて初めての経験でした。
 津波については、TVで見ただけで、すごいことが起きているとは思うものの、実感はありませんでした。今回、マンガという形で読ませてもらい、空撮ではないヒトの目線で三陸の震災を少しは疑似体験できたかも、と思います。
 そして怖ろしいだけではなく、震災5日後の3月16日には北リアス線陸中野田―久慈間の運転再開を成し遂げたがんばりに感動。

 
 昨年の台風19号による被害や、今回のコロナウイルスの影響で全線再開イベントが中止になるなど大変ですが、是非たずねたいと思う鉄道です。なかなか遠くてなぁ…。


・・・more・・・ web拍手 by FC2

  1. 2020/03/11(水) 00:21:37|
  2. comics|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

「滝山コミューン一九七四」完結編、他

群像 2007年 01月号 [雑誌]・「群像」2007年 01月号 [雑誌]
 講談社 2006-12-07
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
■「滝山コミューン一九七四」(3)原武史、完結。
いよいよクライマックスの林間学校へ。学年全体での班決めのはずがすでに一部の班は決定済みという不公平。「なかま」や「みんな」を強調した歌の強要。そして合唱と同様にナチス・ドイツで重視されたという炎や松明。更にその後の運動会に端を発する「追求」。
著者ではなくても息苦しいと思うが、果たして自分が同じ状況に置かれた時、ここまで感じるかは疑問。自由より平等、個人より集団を重んじる体制に小学生の自分はけっこう馴染んでしまうかも。
'70年代の記憶として、ここからもたらされるものが何なのかはまだ見えません。しばらく抱えて暖めたいと思います。

絲山秋子のコラム「喧喧囂囂」でトランプ好きの作家が出てくる。大貧民に興じ、ナポレオンのルールが理解できず、新担当をダウトで決めようとB社社員の顔が絵札になったトランプを持ち込み「ダウト」を連発する。
最後に神経衰弱でオチをつける小洒落た文章。なかなか。
実は絲山さんの小説は少し前に読んでいますが、なんとなく馴染めなかったので著者タグをつけてません。やっぱり、体調のいい時に再挑戦してみよっかな。
web拍手 by FC2

  1. 2007/05/08(火) 21:58:00|
  2. books & writing|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

「群像」12月号あれこれ

群像 2006年 12月号 [雑誌]・群像 2006年 12月号 [雑誌]
 講談社 2006-11-07
売り上げランキング : 416689

Amazonで詳しく見る

■「滝山コミューン一九七四」(2)原武史 が掲載。前回記事はこちら
筆者が六年生に。当時の筆者が抱いた最大の違和感「なぜ子供が背伸びして大人のまねをしなければならないのか」。そして臨時で授業に来たK先生の社会科。この内容については教職課程を修めていないので是非はわかりませんが、子供目線での悔しさはよくわかるし、個人的に大きな出来事とうかがえます。
次回、七月がクライマックスのようです。

■「建てて、いい?」中島たい子 収録。
長田真理、35歳独身。居場所探しが行き着いて家を建てることに…?!

作者の立ち位置として、30代女性独身というのはわかるんですが、一人用一軒家というとマンガ「やっちまったよ一戸建て!!」(伊藤理佐)がありますしねぇ…(次回参照)。それも伊藤さんの方は、オシャレな部分だけじゃなく、資金繰りとかまで突っ込んでます(家を建てる参考にはならないかもしれませんが)。中島さんは視点を変えて動機とか日常生活のいろいろを書いていますが、浅い感じは否めません。

ちなみに、ここに登場する「トラス・ウォール・ハウス」は町田市大蔵町、駅で言えば小田急線鶴川に実在します(牛田英作+キャサリン・フィンドレイ)。
web拍手 by FC2

  1. 2007/04/09(月) 20:59:32|
  2. books & writing|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

「滝山コミューン一九七四」あの頃のディテール

群像 2006年 11月号 [雑誌]・群像 2006年 11月号 [雑誌]
 講談社 2006-10-07
売り上げランキング : 397173

Amazonで詳しく見る

「滝山コミューン一九七四」(1)原武史 が掲載ということで図書館で探しました。
雑誌での惹句は「団地のマンモス校で行われた集団主義教育。三十年を経ても消えない心の傷を検証する」
全国生活指導研究協議会、略して全生研による「学級集団づくり入門」は小学校に何をもたらしたのか、が主題。
著者より少し年下の人間なので、班活動とか代表委員会とか馴染みはあります。ここほどではないですが。その主題に絡んだ感想は全部読み終えてから、として登場するいろいろな単語が興味深いので少し紹介しておきます。
以下の部分にひっかかりを感じる人は、是非手にとってみてください。

・遠山啓「水道方式」

・四谷大塚進学塾

・1973年3月31日、下河原線の、国分寺~東京競馬場前間、営業終了

・そしてもちろん、東久留米 滝山団地

あの頃を大人目線で眺めるのも一興。

高校時代の友人がアレコレと思い浮かびます。
やはり時間、空間として近いのですね。


単行本は5月に講談社から刊行予定だそうです。
web拍手 by FC2

  1. 2007/03/28(水) 20:00:00|
  2. books & writing|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0

  

↓Amazon ツン読リスト↓