* Bettty NOTE *
マンガと書籍の感想、なかなか更新できず…

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『裁判員の女神』(5完)死刑は憲法違反か?

裁判員の女神 5 (マンサンコミックス)裁判員の女神 5 (マンサンコミックス)
[画]かわすみひろし/[作]毛利甚八/[監修]井垣康弘

実業之日本社 2010-06-29
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今回の案件は無差別殺人。
世論は死刑ですが、裁判員たちは死刑が憲法違反かどうかなどが議論します。

憲法では、公務員による残虐な刑罰は禁止されています。では死刑は残虐か?
昭和23年にたくさんの国が行っているから日本も同じように死刑を行っていい(残虐ではない)という最高裁の判断がありましたが、139ヶ国が死刑を行っていない今、その根拠は崩れるのではないかというのです。

「社会を騒がす大事件が起こるとその不安を紛らわすために似たような事件の死刑囚が殺される傾向がある」ともあり、施政者が統治の手段として手放さない仕組みのようにも描かれます。


今回は加害者本人に代わって遺族の世話を買って出た人物がいて、逃げ道が用意されている感じがありますが、何の罪も落ち度もない人を殺すという事件については精神的に問題があったとしても死刑は考慮されるべきではないかと思います(個人的な意見ですが)。
法の下の平等ってのとはちょっと違うかもしれませんが、裁判所に人々が求めているのはその平等を前提とした刑罰の判断ではないでしょうか。死刑廃止は加害者優遇というか、死んだ(殺されたとしても)人間には何の権利もないという(そりゃ死人に口なし、権利なし、なんだろうけどさ)殺され損という不平等を感じます。

過失を除いて、殺人には加害者の死をもって償うしかないのでは?と思います。

読んで2週間くらいの間の悩みを込めて。
☆☆☆☆-

もっと続けてほしかったなぁ…。

目次
44号法廷◎夜の惨劇
45号法廷◎闇深く…
46号法廷◎生まれつきの悪魔!?
47号法廷◎二人だけの秘密
48号法廷◎愛情の詰まった人生
49号法廷◎一人ぼっちの想い出
50号法廷◎不幸の連鎖
51号法廷◎罪の重さの決め方は?
52号法廷◎死刑を見つめる
53号法廷◎価値観と答え
54号法廷◎決断の壁
55号法廷◎裁判員、心を尽くす
56号法廷◎成長の証
最終法廷◎みんなの幸せ
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  1. 2010/07/19(月) 19:13:31|
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『裁判員の女神』(4)冤罪は防げるか?

裁判員の女神 4 (マンサンコミックス)裁判員の女神 4 (マンサンコミックス)
[画]かわすみひろし/[作]毛利甚八/[監修]井垣康弘

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3巻では冤罪の回避方法も描かれるようにありましたが、それはやはり無いようです。
仕方ないですかね。
昔、ニュースステーションだったか、冤罪回避については日記をつけるなどということも言われました。たしかロス疑惑の時だと思います。この時は事件発生から逮捕まで約4年間。「あなた、4年前の何月何日に何をしたかを説明できますか?」ということから、日記につながったのだと思います。

そして冤罪が晴れたあとでも、警察に捕まった男性には悲劇が続きます。
それでも裁判員は裁かなくてはならないのですね。
ちょっと苦い結末です。

次回、理解不能の犯人とどう対峙するのか。
☆☆☆☆-

33号法廷◎第3の男
34号法廷◎密室のカラクリ
35号法廷◎勇気を持って…
36号法廷◎「愛していた」と証明したい
37号法廷◎アリバイ証明
38号法廷◎無罪を出せぬ裁判官
39号法廷◎…判決!
40号法廷◎冤罪の責任
41号法廷◎消えない想い
42号法廷◎死刑と統治
43号法廷◎冷徹なる思考

3巻は冤罪事件の前段と「司法の冬」について。感想は過去記事にて

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  1. 2010/03/13(土) 00:00:30|
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『裁判員の女神』(3)司法の冬と冤罪と

裁判員の女神 3 (マンサンコミックス)裁判員の女神 3 (マンサンコミックス)
[画]かわすみひろし/[作]毛利甚八/[監修]井垣康弘

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前半の中心は「司法の冬」について。
1970年代、政治の司法への介入を恐れた最高裁が人事差別を行い、以来、裁判官が仕事以外の場で活動したり社会に向かって意見を発表できなくなったことを言うそうです。
官舎に閉じこもる生活で、庶民と乖離した感覚を持つようになったと思ってましたが、そんなことがあったんですね。

事件だけを追うのではなく、裁判官や事務方のいつもの仕事なども織り込まれ、わかりやすい裁判員マンガとしてお勧めです。

そして、今回の事件はこの巻だけでは完結しません。

テーマは「冤罪」事件。

足利事件では地検の聴取テープがありましたが、今回のケースではないのでしょうか?
冤罪の可能性があるなか、裁判員裁判はどう進むのでしょう。

次巻には冤罪の回避方法も描かれる…とか。期待、大!
☆☆☆☆-

23号法廷◎憲法の理想
24号法廷◎司法の独立
25号法廷◎ヤマメと出世
26号法廷◎裁判の進行は?
27号法廷◎嵐の幕開け
28号法廷◎正義の取調べ
29号法廷◎逮捕された人は…
30号法廷◎舞台、整う!
31号法廷◎自由と不自由
32号法廷◎空に消えた幸せ

各話の間に「特別付録/知ってビックリ!? 裁判員制度」4回分収録

2巻は強姦殺人事件での量刑が問われます。感想は過去記事にて。
裁判員の女神 2 (マンサンコミックス)裁判員の女神 2 (マンサンコミックス)
[画]かわすみひろし/[作]毛利甚八/[監修]井垣康弘

実業之日本社 2009-08-29
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  1. 2010/01/24(日) 23:26:44|
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『裁判員の女神』(2)死刑と遺族

裁判員の女神 2 (マンサンコミックス)裁判員の女神 2 (マンサンコミックス)
[画]かわすみひろし/[作]毛利甚八/[監修]井垣康弘

実業之日本社 2009-08-29
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平成21年5月21日より裁判員制度が始まった。
今から成人を迎える若者の67人に1人が生涯に一度はこの裁判員になる可能性がある。(本文より)
そんなわけで、裁判員を考えるマンガはいろいろ出ましたが、結局このシリーズしか読んでません。

今回は強姦殺人事件で量刑が問われます。
で、最も重い場合は死刑なのですが、死刑の犯罪抑止効果に触れられていないので、気になって調べてみました。

孫引きですが…
スコット・トゥロー『極刑』によると、犯罪学者の80%は死刑には抑止効果がないと考えているし、67%の警察署長は「死刑が明らかに殺人件数を減らす」とは言えないと感じている。(→「死刑について考える3 死刑犯罪抑止論」週刊日記より)

逆の論文もあるようですが、抑止効果は無視してもいいようですね。

もっとも死刑の効果は「抑止力」だけではありませんし、この巻での判事補の言うこともよくわかるのですが…。
ただ、自分の身内や知人が殺されたら…やはり加害者には死刑を望むと思います。
冤罪の可能性がなければ、ですが。


もし今回の裁判員に女性が入っていたら、どうだったのでしょう?
☆☆☆☆-

目次

12号法廷◎重なるカゲ
13号法廷◎波乱の祭り!
14号法廷◎死刑の確率は?
15号法廷◎狂気の芽
16号法廷◎信念は法を曲げる
17号法廷◎死者の想い
18号法廷◎愛を忘れないで…
19号法廷◎命の重み
20号法廷◎誰がための死刑
21号法廷◎裁判にできないこと
22号法廷◎一緒に生きていく
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  1. 2009/09/03(木) 00:56:19|
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『裁判員の女神』(1)日給1万円の責任

裁判員の女神 1 (マンサンコミックス)裁判員の女神 1 (マンサンコミックス)
[画]かわすみひろし/[作]毛利甚八/[監修]井垣康弘

実業之日本社 2009-05-15
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とにもかくにも始まってしまった裁判員制度。そもそもこの制度は、新自由主義(『新版 悪夢のサイクル』を読んでからちょっとここらへん敏感になってますが)の影響で最後は憲法改正までにらんでの布石との発言もあるようですが、その辺はおいおい読み込むとして、一体どういう制度なのかだけでも確認してみましょうという自分のための一冊。

親しみやすい絵柄は『大使閣下の料理人』のかわすみひろし
そして原作は『家栽の人』の毛利甚八

ま、マンガとしては、今回は顔見せのような感じでしょうか。
主人公は女性裁判官(判事補)・勇樹美知子。周囲には、彼女をライバル視する右陪席・光浦忍。二人をまとめる山崎裁判長。事務官や検事、弁護士、バーのマスターまで、すべての人物を描くのは無理としてもそれぞれにドラマを感じさせてくれます。長く続いてエピソードが増えればいいなと思います。

遺体、凶器を見て、被害者、被告人とあって、刑務所送りや死刑を宣告しても日給1万円。

なにも知らずに人は裁けません。
☆☆☆☆-

目次

1号法廷◎ワケアリ裁判官の事情
2号法廷◎裁判員惨状!
3号法廷◎裁判員にならないには…
4号法廷◎これが裁判員裁判!
5号法廷◎動かぬ証拠!
6号法廷◎最後の望み
7号法廷◎語られぬ真相
8号法廷◎命運は裁判員に!
9号法廷◎法に願いを…
10号法廷◎人生の一歩
11号法廷◎勇樹の真意

各話の間に「特別付録/知ってビックリ!? 裁判員制度」10回分収録

個人的には量刑の採決が独特で興味深かったですね。
余談なので、詳しくは以下に
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  1. 2009/07/03(金) 01:18:05|
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